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 アニメ「トムとジェリー」を実写映画化した『Tom and Jerry(原題)』の海外版予告編が公開された。主演のクロエ・グレース・モレッツ(『キック・アス』)らキャストと舞台となる世界は実写だが、トムとジェリーをはじめ動物たちはクラシックなアニメーションで表現された目にも楽しい仕上がりだ。

 「トムとジェリー」は、伝説的アニメーターのウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが創作した1940年から続く人気アニメシリーズ。体が大きく乱暴者だがどこか抜けている猫のトムと、頭脳明晰でいたずら好きなネズミのジェリーの追いかけっこを描くドタバタコメディーで、アカデミー賞短編アニメ賞を何度も受賞している。2021年全米公開予定の本作はその実写版となる。

 物語は、ジェリーが“世紀の結婚式”を控えるニューヨークの高級ホテルに移り住むところから始まる。クロエ演じるイベントプランナーはトムを雇ってジェリーを追い出そうとするが、ネズミと猫のバトルは、彼女のキャリアだけでなく結婚式、さらにはホテルそのものまで破壊しかねない激しさに。しかしそんな中、悪魔的に野心的なスタッフが三人に対して陰謀を企てていることが判明、彼らは危機を乗り切るために手を組むことになる。

 監督は『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』『TAXI NY』のティム・ストーリーで、キャストには『アントマン』のマイケル・ペーニャ、『デッドプール2』のロブ・ディレイニー、スカーレット・ヨハンソンの3番目の夫でコメディアンのコリン・ジョスト、『ハングオーバー!』シリーズのケン・チョンなども名を連ねている。(編集部・市川遥)