ドジャースで監督を務めたトミー・ラソーダ氏(左は野茂英雄氏)【写真:Getty Images】

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監督通算1559勝は歴代22位、97年に米野球殿堂入り

 ドジャース監督時代に野茂英雄らを指導したトミー・ラソーダ氏が、入院していると大リーグ公式サイトなど米複数メディアが伝えた。ドジャースは「カリフォルニア州オレンジカウンティの集中治療室(ICU)に入院した後、安心して休んでいる」と発表した。

 93歳のラソーダ氏が最後に公に姿を見せたのはドジャースが32年ぶりのワールドシリーズ制覇を決めた10月27日(日本時間28日)。ドジャースは入院した理由については明らかにしておらず、大リーグ公式サイトは「回復中はラソーダ氏と家族のプライバシーを尊重することを求めている」としている。

 ラソーダ氏は1976年から96年までドジャース監督を務め、監督21年間で4度のリーグ制覇、2度のワールドシリーズ制覇に導いた。監督通算1559勝は歴代22位。1997年には米野球殿堂入りしている。(Full-Count編集部)