映画・ドラマに多数出演!エリック・バルフォー
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 13日に放送されたドラマ「24 JAPAN」(テレビ朝日系、毎週金曜よる11時15分〜)第6話で、時任勇気演じる日本版マイロが初登場した。本作のベースとなった米ドラマ「24 TWENTY FOUR」で同キャラクターを演じていたのは、シュッとした顔が特徴的な俳優エリック・バルフォーだ。「24 TWENTY FOUR」でさらに知名度を高めたエリックは現在43歳。映画・ドラマなどで活躍するエリックの現在に迫ってみた。

 「24 TWENTY FOUR」シーズン1(2001)の第6話から登場したマイロ・プレスマンは、耳にピアスを開け、カジュアルな服装が印象的なキャラクター。シーズン1では、主人公ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)らが所属する米連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の一員ではなく、CTUロサンゼルス支局に派遣された外部のプログラマーだった。その後、シーズン6(2007)でCTUの情報分析官として再登場したマイロは、主要キャラとして存在感を発揮。エリックは2シーズン合わせて28エピソードに出演した。

 1990年〜1991年にかけて米子供番組「キッズ・インコーポレイティッド(原題) / Kids Incorporated」に出演していたエリックは、「24 TWENTY FOUR」と、エミー賞やゴールデングローブ賞を受賞したヒューマンドラマ「シックス・フィート・アンダー」(2001〜2003)で知名度を高める。シーズン6にマイロ役として復帰するまでも、『テキサス・チェーンソー』(2003)、『寂しい時は抱きしめて』(2005)、『イン・ハー・シューズ』(2005)といった映画に出演している。

 「24 TWENTY FOUR」シーズン6に出演後は、続編2本が製作されているSF映画『スカイライン−征服−』(2010)で主演を務め、ロサンゼルスに襲来したエイリアンの侵略に巻き込まれる主人公ジャロッドを熱演。さらに、作家スティーヴン・キングの小説がベースのサスペンスドラマ「ヘイヴン−謎の潜む町−」(2010〜2015)では、エミリー・ローズ、ルーカス・ブライアントと共に主要キャストとして名を連ねた。

 私生活では、2015年にファッションデザイナーのエリン・チアマロンと結婚。二人はアスレチックウェアのブランド、エレクトリック&ローズを立ち上げるなど活躍している。2018年には、第1子となるオリバー・ライオン・バルフォーくんが誕生しており、エリックの公式Instagramには度々オリバーくんが登場している。

 2020年も、人気テレビドラマ「チャームド〜魔女3姉妹」のリブート版にジュリアン役で出演したエリック。今後もNetflixのコメディーシリーズ「カントリー・コンフォート(原題) / Country Comfort」が控えるほか、ドラマ「ブライト・イン・ア・ハロウ・スカイ(原題) / Bright in a Hollow Sky」では出演に加えて、脚本・監督も務める予定だ。(編集部・倉本拓弥)