シュトゥットガルトOBで元ドイツ代表MFのハンジ・ミュラー氏が日本代表MF遠藤航のプレーを絶賛した。ドイツ紙『ビルト』がコメントを紹介している。

1シーズンで1部復帰を果たしたシュトゥットガルトは今季ブンデスリーガ第7節消化時点で勝ち点10を獲得。開幕節こそ落とすも、6試合負けなしとここまで期待以上のパフォーマンスを披露している。1975〜82年同クラブでプレーしたミュラー氏も「入れ替えプレーオフの順位に位置するケルンとの差は7ポイントだ。シュトゥットガルトが1〜2試合敗れても即座に下位に落ちないのでいいクッションになると思うよ」と愛するクラブの好調な滑り出しに満足感を示した。

現役時代にインテルでもプレーした現在63歳のミュラー氏は、そんな中でもとりわけ中心的な役割を果たしているのは中盤の3人だと見解。「ワタル・エンドウ、オレル・マンガラ、ゴンサロ・カストロは現在のシュトゥットガルトのパフォーマンスにとって、ものすごく重要だ」と指摘すると、1996-97シーズンに現ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督の下でDFBポカール優勝に導いた過去の英雄たちを引き合いに出しながらこのように続けている。

「うちにはジオバネ・エウベル、フレディ・ボビッチ、クラシミール・バラコフといったマジカル・トライアングル(魔法の三角形)がいたことがある。エンドウ、カストロ、マンガラは中盤でプレーするが、新しいマジカル・トライアングルと言えるね。3人ともサラブレッドのフットボーラーであり、難しい状況でも常に打開策を見出せるため、ボールを失うこともほとんどない」

同氏にとって、その中でも遠藤の存在感は際立っているようだ。「彼こそ中盤の要。彼がケガしてしまえば、シュトゥットガルトのチームが計り知れないほどのクオリティーを失うことになる」とも強調した。今シーズンはチームで唯一全公式戦にフル出場している遠藤は、デュエル数でリーグトップを争うなど抜群の存在感を発揮。各方面から絶賛が相次ぐ背番号3をクラブのレジェンドも手放しで褒め称えている。