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11月7日の「サワコの朝」のゲストは、イモトアヤコさん。21歳の時にバラエティ番組のオーディションに合格。体を張った過酷なロケに果敢に挑む姿で、人々に笑いと感動を届けてきました。一方で、ドラマ「下町ロケット」など女優としても活躍するイモトさん。10年前、演技経験がゼロだったにも関わらず突然ドラマに抜擢された意外なその理由とは!?また、昨年結婚したイモトさんが、交際0日の逆プロポーズから結婚に至った経緯や新婚生活のエピソードも披露してくれました。

「あれ!?私もしかして好きかも!」旦那様への気持ちに気付いた瞬間

昨年、9歳年上の番組ディレクターと結婚し、現在はラブラブの新婚生活を送っているイモトさん。4年前の2016年、雑誌の企画でイモトさんにインタビューをしたというサワコは、「私、ちょっと言わせていただいてよろしいですか?」と早々に切り出すと、「お話を伺った時に"そのディレクターの男の人、凄くいい人じゃない?男らしくて"って言ったら"いや、いい人なんですけど顔が趣味じゃないんです"って...」と、当時の2人の対談を再現。「頭から否定した人と結婚なさったのね」と、サワコからの鋭いツッコミが入ると「覚えています。その通りです。特大ブーメランですね」と、照れ笑いをしながら返しました。
そこから一転。イモトさんの心境に変化が訪れたのは、結婚する1年半程前の2017年12月末、夫がディレクターを務める番組の企画で、南極大陸最高峰の山といわれる"ヴィンソン・マシフ"登頂に挑んだ時のことだそう。

「山は何度も一緒に登っていたんですけど、初めて彼が途中で体調を崩して。頂上直下でいなくなったんですよね」と、高山病により夫が登頂を断念した当時の状況を説明すると「その時になんでしょうね。なんか初めて、あっ!私、この人がいなかったらちょっとまずいかもっていうのを心の底から思ったんですよね。何かとんでもない喪失感というか寂しくて。私、この人のことが心の支えというか精神安定剤みたいになっていたんだなと思って。あれ!?私もしかして好きかも」と、標高4892mの山に挑む中で初めて自分の気持ちに気付いたことを告白。想いの丈を存分に手紙にしたため「"あなたのことが大好きです"みたいな。"結婚したいです"みたいな。本当棒読みでしたけど」と、本人の前で朗読するという斬新な手法でプロポーズしたことを明かしました。

ドラマデビューは10年前!きっかけはあの人に似た"顔"にあった!?

「(夫は)本当にあ然としていました」と、交際0日にしてプロポーズした直後の様子を話したイモトさん。そこから2か月近く経ったある日、夫から「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?」と、返事があったのだそう。「男としての礼を尽くした。いい男じゃない!」と興奮するサワコに、「朝から申し訳ないです」と照れながら返しました。
そんな2人の新婚生活では一度だけ大きなケンカがあったそうで「コロナの不安とか仕事の不安とかがあってちょっとイライラしていたんでしょうね。多分、羨ましかったのもあると思う」と前置きしたイモトさんは、自宅にいる自分とは対照的に日々出勤する夫に対し「グジグジちょっと言っちゃたんですよね。そしたら、いつも温厚なんですけどめちゃくちゃ怒られて。"お前一生テレビ見るな!"って。イラッとして"一生見ねえ!"って」と、ケンカ勃発の経緯を説明。家中のテレビコンセントを抜いた程、熱くなったそうですが、夕方には寂しくなりテレビを再起動。その日の内に仲直りしたと話しました。

一方、仕事では、女優としても活躍。初めてのドラマ出演は10年前。「泉ピン子さんが一緒に出るドラマだったんですけど、泉さんの若い時を演じる役で。ご本人曰く"若い時の私に顔が似てる"という理由でキャスティングしていただきました」と、ドラマ初出演のきっかけが泉さんからのご指名だったと明かすと、「私は技術とか何もないから、最初から100%で、自分の力でやってみよう」とドラマに全力で挑んできた軌跡を振り返りました。
バラエティからドラマまで、多岐に渡る活躍を見せるイモトさん。サワコは「何よりの才能は"人を信じよう"という心の才能」と称賛しました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組。
次回11月14日のゲストは笠井信輔さん。昨年フリーアナウンサーとして新しいスタートを切った矢先、ステージ4の悪性リンパ腫で入院を余儀なくされた笠井さんが、告知から完全寛解まで闘病の全てを語ってくれます。
MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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