乃木坂46 鈴木絢音の1st写真集「光の角度」(幻冬舎刊)が11月10日に発売され、重版が決定した。

 写真集の撮影地はフランス領ポリネシアのタヒチ島とモーレア島。撮影は鈴木たっての希望により、フォトグラファーの新津保建秀氏が担当した。写真集の出来について鈴木に聞くと、「自分らしい作品に仕上がったと思います」という答えが返ってきた。果たして鈴木の言う“自分らしい作品”とはどういった内容なのか。

ファンの声にやっと応えることが出来た

 2013年3月に乃木坂46の2期生として、14歳でデビューした鈴木。写真集ではテラスで本を読む横顔、酔って眠ってしまったときの寝顔など、さまざまな表情が収められている。また健康的な水着姿や初々しい下着姿のカットも掲載され、21歳になった鈴木の新たな魅力を堪能できる1冊となっている。

 多くのメンバーが写真集を発売する中で、今回満を持してリリースすることとなった。「以前から『写真集を出して欲しい』とか『期待してるね』という声をファンの方からいただいていたので、やっと応えることが出来るのがうれしいです」と明かした。

 撮影はタヒチ島とモーレア島の二つの島で行われた。「東南アジアや中国も候補にあがっていたのですが、前にも行かせていただく機会があったので『せっかくならまだ行ったことのない場所にしよう』とタヒチになりました」と振り返った。

 滞在中は休みなく撮影をこなした。しかし「ずっと旅をしているような感覚でいられたので、オンとかオフとか関係なく楽しめました」と微笑む。貴重な食事の時間では現地の料理も楽しんだ。「全部美味しかったんですけど、『ポワソンクルー』という郷土料理が特に美味しかったです。マグロをココナッツミルクなどで和えたもので、すごく食べやすかったですね。食事に合わせてお酒も少しだけ楽しみました」。

 鈴木のリクエストでカメラマンは新津保氏が担当することとなった。「去年の桜が咲く頃、ある雑誌で撮影してもらった時、すごく素敵な写真を撮ってくれて。私は自分が映っている写真を“素敵だな”と思ったことがなかったんです。でも、新津保さんにその時撮っていただいた写真は素直に『いいな』と感じました。写真集を作るなら“是非”という思いでしたね」。

私自身、王道のアイドルではないと思っている

 乃木坂46メンバー恒例の“写真集の自己採点”。「100点だと思います。自分自身がこの作品をすごく好きだなと思えるので。後悔はないですね」と力を込めた。お気に入りの写真については「1番好きなのは通常盤の表紙なんですけど、作品の中では横顔の写真(P23)が好きですね」と明かした。

 先行公開された写真を見た同期の堀未央奈からは連絡がきたという。「ピンクのワンピースで横になりながら本を読んでいる写真を『かわいいね〜』って言ってくれました」。水着姿やランジェリーショットにも初挑戦。「作品の雰囲気に合うと思ったので、あまり抵抗はなかったですね」と言い切った。

 乃木坂46は数多くのメンバーが写真集を出しているが、鈴木は自身の写真集を指し、「王道のアイドル写真集ではない」と言う。「アイドルの写真集って基本的に風景写真はあまり差し込まないと思うんですけど、そういう写真もあえて載せています。私と風景の組み合わせで楽しめるような、どこか湿度を感じられる作品になっていると思います」と説明した。

 「メンバーの中でアイドルらしい写真集を出した人は誰?」と聞くと、「秋元真夏さんの1st写真集『真夏の気圧配置』(徳間書店)を見た時、“これぞアイドル”って思いました。ウエディングドレス姿が素敵でしたね」と即答した。その上で「私が出す時は“あくまでも私らしい写真集にできたら”と思いました。私自身、王道のアイドルではないと思っているので、どこか似たような存在というか、自分らしい作品に仕上がったと思います」と胸を張った。

全体を通して読むと感じられる“繋がり”

 今年3月には東京・国立代々木競技場第一体育館で2期生ライブが開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による影響でオンライン配信となってしまった。「今度は有観客で開催出来たらいいなと思っています。最近もメンバーが卒業していく中で、2期生もいつまでもずっとグループいるわけじゃないという気持ちがありますし、メンバーが減らないうちに2期生ライブをやりたいですね」と願望を明かした。

 秋田県出身。最近は新型コロナの影響で帰郷出来ていないという。この情勢の中ではなかなか難しい部分もあるが「いつか秋田とお仕事で関わりたいですね」と地元への愛は深い。

 2冊目の写真集にも意欲的だ。「出させていただけるなら、ぜひ挑戦したいですね。次作で撮影したい場所ですか? 地元・秋田でも海外でもいいですけど、自然豊かな森で撮影したいですね。今作とは雰囲気の異なる“王道じゃない作品”を作れたらと思います」。

 クールビューティな印象の鈴木だが、作品の中では笑顔のカットやお酒を飲んで酔っ払ってしまった普段なかなか見せない表情も楽しむことが出来る。最後に「私の自然な姿が見られる1冊になっていると思います。全体を通して読むと“繋がり”を感じられる内容になっていると思うので、そこに注目しながら楽しんで欲しいです」とアピールした。

 デビューから8年目に出した初の写真集は「自分らしい作品」。南の島での撮影ではあったが、シックな大人っぽいカットや、暗い色合いの写真なども収められる。“さまざまな角度”から鈴木の魅力を堪能することが出来るはずだ。

テキスト:中山洋平
写真:藤木裕之(上から5番目の写真は写真集の先行カット)
 

■書籍情報

・タイトル:鈴木絢音1st写真集『光の角度』
・仕様:B5判/ソフトカバー/オールカラー144ページ定価:本体2000円+税
・公式ツイッター: @ayane_gentosha
・特設ページ: https://www.gentosha.jp/series/suzukiayane/