【ネタバレ】『ブレイキング・バッド』ベッツィ・ブラント、伝説の神回「オジマンディアス」を見ていない理由

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米AMCの大ヒットシリーズ『ブレイキング・バッド』。その神回と言われるエピソードを、マリー・シュレイダー役のベッツィ・ブラントはいまだに見ていないのだという。米CinemaBlendが伝えた。

(本記事は『ブレイキング・バッド』シーズン5の重要なネタバレを含みますのでご注意ください)

2008年から5シーズンに渡り放送され、社会現象を巻き起こした『ブレイキング・バッド』。全62話を通して卓越した物語を視聴者に届け、放送終了から7年が経過した現在も最高のTVシリーズと言われている。そんな本作の中でも、最高傑作と言われるのが、IMDbでの評価が10点満点、ファンの間でも神回と呼ばれているシーズン5第14話「オジマンディアス」だ。

確かに、このエピソードは彼女が演じたマリーの夫ハンク(ディーン・ノリス)が殺されてしまう話であり、自分の夫が頭を撃たれる瞬間は、ベッツィにとっては見たくはない場面だったかもしれない。

ベッツィは米Colliderのインタビューで「最初にモイラ・ウォリー=ベケットが書いた脚本をもらったとき、それを読んだキャストはお互いにメールを送り合って、私はそのシーンを読むのをやめたの。彼が殺される場面は読めなかった。子どもみたいに"もし読まないでいたら、このシーンをやらなくても済むんじゃない?"なんて思ったくらい。それは役者としての思いだけじゃなくて、作品のファンとしても。ハンクがいないと世界は変わってしまう。マリーのためだけではなく、みんなのために、物語全体のために、世界のために。彼がいれば世界はより良くなる」と当時の心境を説明。結局のところ、今でもマリーはハンクを愛しており、その回は見ていないことを明かした。

その一方、最終回「フェリーナ」に関しては言及しなかったベッツィ。夫の死を見ることには抵抗はあっても、ウォルターの最期は違う気持ちで見届けたのだろうか。『ブレイキング・バッド』は、Netflixで全5シーズン配信中。(海外ドラマNAVI)

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『ブレイキング・バッド』
(c)Frank Ockenfels 3/AMC