イタリア人指揮官のヴァルテル・ゼンガ氏が、イタリアのラジオ放送『ラディオ・スポルティーヴァ』のインタビューに応じ、今シーズンのセリエAなどについて見解を示した。

過去にカターニアやアル・ナスルの指揮官を務め、元日本代表FW森本貴幸の恩師としても知られるほか、現役時代にインテルなどで活躍したゼンガ氏が、今シーズンのスクデットの行方を予想。現在セリエAでは、ステファノ・ピオリ率いるミランが単独首位に立つが、セリエA10連覇を目指すユヴェントスが優勢であるとの見解を示した。また、指導者として未経験ながらもユーヴェ指揮官に就任したピルロにも触れている。

「スクデットの本命はユーヴェ。2番手はインテルだと考えるが、リーグ戦はまだまだ分からない。ピルロについては、経験不足の代償を払うことがあるかもしれないが、大きな問題はないと考える。彼は若手を抜てきしており、何らかの変化を加えたので時間は必要になる」

「もし私が10年前、インテル指揮官の座を託されていたとしたら、きっとクラブは私を支え、サポートしてくれただろう。ユヴェントスや(会長のアンドレア)アニェッリがそれほどおかしいとは思わない」

続いてゼンガ氏は、アタランタと1-1で引き分けた古巣のインテルに言及した。

「私が(アントニオ)コンテと同じことを言ったとしたら、銃殺されるだろうね。誰もが優勝を願っているだろうが、インテルのようなクラブにおけるプレッシャーは他のクラブとは異なる。結果とは、最後に見るべきものだが、アタランタのホームでの引き分けは悪くない。このまま突き進んでいくべきだ。指揮官は、批評とは異なる見方をしている。パフォーマンスが良くても結果がつかめない時はあるが、たった1勝でシーズンが一変することもある」