瓶詰めされた新酒を一本一本チェックする黄金井酒造の担当者=厚木市七沢

 厚木市七沢の黄金井酒造で、新酒の出荷が始まっている。

 今年の新米を使った仕込みは10月1日にスタート。約1カ月かけて出来上がった盛升(さかります)ブランドの「純米酒しぼりたて」(720ミリリットル、税抜き1389円)と「本醸造しぼりたて」(900ミリリットル、同1429円)の瓶詰め・出荷作業がスタートした。

 黄金井陽介専務によると、米だけを使った「純米酒しぼりたて」はうま味の強さが特徴で、「本醸造しぼりたて」は、華やかでフルーティーな香りが広がる仕上がりという。工場内では瓶詰めや検品作業が次々に行われていた。

 新酒は、同酒造敷地内の売店で販売されるほか、県央地区を中心とした酒販店やスーパーマーケットなどに出荷される。売店前には、近くの厚木市森林組合に依頼して製作した緑色の杉玉がつられ、新酒の完成を告げている。

 黄金井専務は「今年はコロナ禍で季節感が薄れているが、新酒の季節を実感してもらえれば。純米酒と本醸造の飲み比べも楽しんでほしい」と話していた。