アディショナルタイムに冷静にループショットでゴールを決めるマテウス。写真:徳原隆元

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[J1リーグ25節]鹿島0−2名古屋/10月31日(土)/カシマ

 2位以内に与えられる天皇杯出場、3位以内に与えられる来季のACL出場が懸かる5位・名古屋と6位・鹿島の上位対決は、2−0とアウェーの名古屋がクリーンシートで快勝した。

 開始早々に両チームの選手が集まり口論になる荒れた展開のなかでも、7分に金崎夢生が冷静にPKを沈め先制。その後は堅い中央の守備ブロックで鹿島の反撃を凌ぐと、アディショナルタイムには、マテウスが追加点を決めた。

【動画】「パーフェクトなパス」とマテウスが振り返る鹿島戦2点目のシーン

 名古屋のフィッカデンティ監督は試合後のフラッシュインタビューで「とても厳しいゲームでしたが、まさにそういったゲームをやるための準備をしてきました。鹿島は今凄く良い状態なんだなと、それを改めて感じた試合でした。そのなかであれだけ気持ちを込めて戦ったので、勝ちに値する勝ち方だったと思います」と強い気持ちで立ち向かえたことを勝因に挙げた。

「どんなところであっても相手に隙があったら勝ちに繋げるのが鹿島だと思いますので、戦術的なところで綻びがあったらそこを突いてきたでしょうし、気持ちの面で弱かったらそこを突いてくるでしょうし、技術的にもそうです。そういった意味で全てにおいて勝っていないと勝てない相手だと思いうので、そういったゲームができたと思います」と語る。
 
 この勝利で名古屋はカシマスタジアムで初めての完封勝利、暫定ながら2位に浮上した。2得点に絡む活躍を見せたマテウスはこう振り返った。

「数的優位のなかで、阿部(浩之)ちゃんのパーフェクトなパスをもらって、GKが前に出てくるのを確認してすぐにループシュートを選択出来た。難しい試合になるのは、予測していて、そのなかで準備をしてきました。チーム全員で集中力を高く試合に入ることが出来ました。我々としてそういった面ではパーフェクトな試合ができたかなと思います。立ち上がりすぐに点も取ることができて、退場者もあって数的優位な状況で、試合を決めきることができて良かったです」と最後まで冷静さと戦う姿勢を失わずに戦った充実感を口にした。

 名古屋は上位につけながらも4連勝以上を記録していない。中2日で迎える次戦・敵地でのサガン鳥栖戦で今季2度目となる3連勝を達成できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部