川崎フロンターレ対FC東京

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【川崎フロンターレ 2-1 FC東京 J1第25節】

 明治安田生命J1リーグ第25節の川崎フロンターレ対FC東京戦が31日に行われ、ホームの川崎Fが2-1で勝利を収めた。

 J1新記録を更新する11連勝の快進撃を続けて今季2度目の“多摩川クラシコ”を迎えた首位の川崎F。一方のFC東京はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の影響による前倒しの試合もあって過密日程の中、今季初の3連敗と苦しい状況にあった。

 序盤から両チームにチャンスが訪れる展開の中から、川崎Fが先制ゴールを奪う。前半24分、レアンドロ・ダミアンが渡辺剛に倒されて獲得したPKを家長昭博が沈めて1-0とした。

 3試合連続無失点と守備も堅調な川崎Fはそのまま前半を1点のリードで折り返す。だが57分にはFC東京がこじ開けることに成功。エリア内左でパスを受けたディエゴ・オリヴェイラは一旦止まった状態から縦へ仕掛けると、角度のない位置からGKのニアを抜く強烈なシュートを突き刺して試合を振り出しに戻した。

 川崎は59分に田中碧の強烈なミドルがクロスバーをかすめ、その1分後にも三笘薫が至近距離からGKの正面を突くなど決定機が相次ぐ。74分には家長がフリーで抜け出したが、これもGK波多野豪の見事なセーブに阻まれてしまう。

 だが攻め続ける川崎Fは、最高の形で決めるべき男が勝ち越しゴールを生み出した。三笘が左サイドからドリブルで仕掛けて深い位置まで突破し、ゴール前へマイナスのボールを折り返すと、合わせたのは中村憲剛。この日40歳の誕生日を迎えたクラブの象徴が値千金の一撃を叩き込んだ。

 そのまま1点リードを守ってタイムアップを迎え、川崎Fは記録をさらに更新する12連勝。優勝へとまた一歩大きな前進を遂げた。

【得点者】
24分 1-0 家長昭博(川崎F)
57分 1-1 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
74分 2-1 中村憲剛(川崎F)

text by 編集部