元マンUのスタイルズ氏が78歳で死去…イングランド代表をW杯初優勝に導く

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 現役時代にマンチェスター・Uやミドルスブラで活躍し、イングランド代表をワールドカップ初優勝に導いたノビー・スタイルズ氏が闘病生活の末、78歳で死去した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 マンチェスター・Uでプロキャリアをスタートさせたスタイルズ氏は、1960年夏から1971年までDFとして同クラブで活躍。通算209試合に出場し、5得点1アシストを記録した。1967−1968シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)の前身であるヨーロピアン・カップを制し、イングランドのクラブとして初となる欧州カップ戦制覇に貢献した。また、母国開催となった1966年のFIFA ワールドカップでは全試合にフル出場を果たし、初優勝に導いた。

 マンチェスター・Uは公式ツイッターで声明を発表し、「ノビー・スタイルズの逝去を知り、非常に残念に思います。初の欧州カップ優勝を果たしたチームの一員として不可欠だったノビーは、クラブの歴史上、偉大な人物であり、ピッチ上でもピッチ外でもその心と人柄で愛されていました。彼の死は、私たち全員にとって惜しまれることでしょう」とメッセージを送った。

We are extremely saddened to learn of the passing of Nobby Stiles MBE.

An integral part of our first-ever European Cup-winning side, Nobby was a titan of the club’s history, cherished for his heart and personality on and off the pitch.

He will be sorely missed by us all. pic.twitter.com/aT0Mk47cEl— Manchester United (@ManUtd) October 30, 2020