フランス・パリで、ロックダウン(都市封鎖)再導入が数時間後に迫る中、バーのテラス席で飲酒を楽しむ人々(2020年10月29日撮影)。(c)THOMAS COEX / AFP

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【AFP=時事】2度目のロックダウン(都市封鎖)措置が30日午前0時から全土で導入されたフランスでは29日、「巣ごもり」に備えて生活用品の買い出しや散髪などを急ぐ市民で、どの店も混み合った。

 パスタやトイレットペーパーなどの必需品や、在宅勤務用のプリンターインクや電子機器は特に人気で、ヨガマットも多くのスポーツ用品店で売り切れに。パリ中心部の家電量販店で買い物中の女性は、「いつ終わるか分からないから買いだめをしているの」と話した。

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は、2度目のロックダウンには「まだ時期尚早だ」と述べたわずか5日後の28日、ゴールデンタイムのテレビ演説でロックダウン再導入を発表した。期限は、ひとまず12月1日までとされている。

 だが、ロックダウン延長を懸念する人々は美容院に殺到し、入店制限が敷かれる状況も生じた。パリ東部の美容院でようやく入店がかなった女性客は、「長持ちする髪形にして」と注文していた。

 パリ市内では28日夜、マクロン氏の演説が始まる前から、まれに見る大渋滞が発生した。多くの市民がロックダウンを郊外で過ごそうと移動を始めたためだ。市民の大脱出は29日も続いた。

【翻訳編集】AFPBB News

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