韓国・延坪島の北朝鮮側に設置されたフェンスの側に立つ韓国軍兵士(2020年4月24日撮影、資料写真)。(c)Ed JONES / AFP

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【AFP=時事】北朝鮮は30日、朝鮮半島(Korean Peninsula)の西側の南北境界線付近の海上で先月、韓国の海洋水産省職員が北朝鮮兵に射殺された事件について、自国民を適切に管理できなかった「南(韓国)側に責任がある」と主張した。

 国営朝鮮中央通信(KCNA)はこの事件について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってとりわけ緊張が高まっている時期に「注意を要する水域で、南側が国民を適切に管理できなかったことが原因だ」「ゆえに、そもそも責任を負うべきは南側である」と報じた。

 北朝鮮政府は先に、韓国海洋水産省職員に10発前後発砲し、その後姿が見えなくなったと認めていた。

 この事件に韓国政府は猛反発。北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長が、「予期せぬ不名誉な出来事」であり、「非常に申し訳ない」と異例の謝罪を行っていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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