ソウル市内の病院に設けられたインフルエンザ予防接種の窓口=28日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国疾病管理庁は29日、インフルエンザ予防用ワクチンの接種後に死亡した人が同日午前0時までに全国で計72人確認されたと発表した。26日午前0時の時点から13人増えた。

 

 死者の年齢は70代以上が86.1%に上る。地域別ではソウル市が12人、慶尚南道が10人、京畿道と全羅南道がそれぞれ8人ずつの計38人で全体の半数以上を占めた。

 疾病管理庁は、この日開かれた会議で新たな死亡例25件を分析した結果、全て死亡と予防接種との関連性は極めて低いと判断したと明らかにした。

 25件のうち、急性アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」が起きたケースはなく、同じ製造番号のワクチンを同じ日に接種された人の中に異常反応が表れた事例もなかったと確認された。

 疾病管理庁は「これまで検討した71件の事例は全て死亡と予防接種との関連性は非常に低く、ワクチンの再点検や予防接種事業の中止を考慮する状況ではないと判断した」と明らかにした。