横浜からJ2長崎へのレンタル移籍が決まったE・ジュニオ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 J2のV・ファーレン長崎が10月29日、横浜F・マリノスからFWエジガル・ジュニオを期限付きで加入したことを発表した。

 ブラジル出身で現在29歳のE・ジュニオは、母国のECバイーアよりレンタル移籍という形で、2019年1月に横浜F・マリノス入り。加入1年目から11ゴールの活躍で、チームのリーグ制覇に貢献し、今季もここまでリーグ戦16試合に出場し、3ゴールを記録していた。

 契約は2021年1月1日までで、期間中は横浜と対戦する公式戦には出場できない。なお、今日から練習に参加予定で、最短で11月1日に行なわれる水戸ホーリーホック戦から出場可能となる。

 E・ジュニオは、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「V・ファーレン長崎のファン・サポーターの皆様、関係者の皆様、これからこのクラブのユニフォームを着るチャンスをいただいたことを名誉に思い大変嬉しい気持ちでいっぱいです。チームメイトと共にクラブの目標を達成できるよう全力を尽くすことを約束します。一緒に多くの勝利を手にして喜びを分かち合い、みなさんに誇りに思ってもらえる結果を手にしたいです。どうぞよろしくお願いします!」

 また、古巣のサポーターに向けても、横浜のHP上でメッセージを寄せている。
 
「トリコロールファミリーの皆様、これまでのサポートに大変感謝しています。

 日本に初めて来たときに皆さんからとても温かく迎え入れてもらい、とても嬉しかったことを覚えています。それと同時に、常に熱い応援でチームを後押ししてくれていたたくさんのサポーターの姿に驚かされました。特に海外から日本へ来た私たちにとってそういう姿はとても大切で、自分もすぐにこのチームの一員として受け入れてもらえたことによって来日早々活躍することができたと思っています。

 期限付き移籍をしますが、私もF・マリノスのことを応援しています。皆さんからの温かいメッセージや応援、ありがとうございました!」

 長崎は現在、自動昇格となる2位と勝点5差の3位。3年ぶりのJ1復帰へ向け、頼もしいストライカーが加わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部