米将軍氏

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 地上波でもゲーム番組が続々と生まれ、近年高まり続けるe-sports熱。新型コロナウイルス流行による“おうち時間”の増加も追い風となり、ゲームの需要が爆発的に伸びている。

 同時に注目が高まっているのがゲーム実況だ。多くの若者が楽しむゲーム実況の世界は副業としても注目されていて、サラリーマンの平均月収を優に越える収益を得ている人も多いという。

 そんなゲーム実況の世界を知るべく、現役京大院生にしてスマホゲーム『ブロスタ』のゲーム実況で人気を博すYouTuberの米将軍氏に実情を聞いた。

【ブロスタ】
ブロスタ試合は3対3のチーム戦、1マッチ10人のバトルロイヤルなど、リアルタイムプレイヤーvsプレイヤーゲーム。ゲーム内では移動方法、攻撃、必殺技にそれぞれ多彩な個性を持ったキャラクターを操ることができ、1マッチ約3分の手軽さと奥深い戦略性から多くの若者の支持を得ている。

◆後発ながら、これまでの最高月収は150万円超え

――なぜYouTubeでゲーム実況を始めようと思ったのですか?

米将軍:実は自発じゃなく、大学の先輩でYouTuberでもあるyamadaさん(チャンネル登録者数8.44万人)に勧められて始めたんです。今、僕が実況している『ブロスタ』自体も「やれ!」って言われて、インストールしました。実況は’18年12月の『ブロスタ』グローバルリリース直後からです。β版リリースからは1年以上経っているので『ブロスタ』YouTuberとしては後発ですね。

――YouTubeでの月収はどのくらいなんですか?

米将軍:今は新型コロナの影響で単価が下がっていますが、一番よかったときに諸々込みで150万円に達したことがあります。ただ、これは本当に特別なときで普段はそんなに稼げないです。でも、YouTubeを始める前にやっていたアルバイトの月収は6万〜7万円だったので、学生としてはもはや富豪ですよね(笑)。

◆Wi-Fiナシ、iPhone1台でYouTuberデビューで最高月収150万円

――チャンネル開設にあたって、専用のマイクやカメラ等の機材は用意しましたか?

米将軍:いえ、何も持たずに始めてiPhone1台で撮影から編集、アップロードまでやっていました。当時、ウチはWi-Fiの契約をしていなかったので、投稿を始めて2週間目くらいで通信制限がかかって、それ以降しばらくマクドのWi-Fiで作業してました(笑)。最近になってようやく照明とカメラとマイクを買ったんですけど、それまで1年半以上はiPhoneとiPadだけでしたね。

――新たに機材を購入されたのは、動画のクオリティを上げるためですか?

米将軍:いえ、いちいち三脚を組んでiPhoneをセットするのが面倒で……。常に機材をセット済で置いておけば、撮影のモチベーションが上がるんじゃないかと思ったんです。設備投資に15万円くらいかけたんですけど、効果は……(笑)。クオリティ面もiPhoneでも画質は十分いいし、音もかなりクリアに録れるので、ほんの少しよくなったくらいです。とはいえ、YouTubeは少しでも聞き取りづらいと視聴者が離れてしまうので、声をちゃんと録れる準備をすることは重要だと思っています。

◆技術の高さではなく、“誰もやっていないこと”を重視

――動画では顔出しもされていますが、最初から顔出し前提でYouTube活動を始めたんですか?

米将軍:顔出しは絶対しないと思っていました! なのに、先輩YouTuberのきおきおさんに半ば強制的に顔出しさせられて(笑)。同級生や友達にもすぐバレました。家族も知ってはいるけど、動画を見ているかはわからないです。見られていたら、ちょっとイヤですね……。

――『ブロスタ』YouTuberとしては後発とのことですが、再生回数を伸ばすための戦略は何かありましたか?