輸入車に使用して問題があったとしても保証できない

 ワックスなどの洗車用品を購入するときに、よく見ると「使用上の注意/成分について」という項に、「輸入車には使わないでください」 と書かれていることがある。

 どうして輸入車には使えないのだろうか?

 自動車車用のワックス専門メーカー「リンレイ」では、その理由について次のように説明している。

『日本車と輸入車では塗装の種類や品質基準が異なります。そのため、同じ自動車の塗装でも弊社は違うものとして考えております。開発段階で輸入車の塗装を試験する機会が少なく、充分なデータがないのでお客様におすすめできないと考えているためです』。

 つまり、輸入車に使用した場合、必ずしも不具合が出るわけではないのだが、テストしていないからわからないというわけで、使用してもしなにかあったとしても保証しかねるということ。おそらく問題はないだろうが、これらの製品を使うときは自己責任でということになる。

 また国産車であっても、再塗装しているクルマには、再塗装の品質がまちまちなので、輸入車同様使用をすすめていない……。

 さらに余談だが、ガソリンスタンドなどのセルフの洗車機でも、輸入車がNGになっているケースがある。

 国産車のドアミラーは基本的に可倒式だが、輸入車の場合、ミラーが着脱式で、洗車機にかけるとミラーが落ちる可能性があるからだ。

 洗車機によっては「外車ボタン」が設定されているものもあるので、こうした洗車機のところなら安心。ただしボディサイズが大きい輸入車は、洗車機が対応しているサイズかどうかは確認が必要。

 というわけで、輸入車の洗車方法や洗車用品については、一度ディーラーに確認しておいた方がいいだろう。