今年5月、コロナ禍のツイッターでセクシー女優 深田えいみが呟いた「なんでも教えてあげる」。 


これに対し「この数式を教えてください」「車のラジエーターが故障しました、どうすれば?」と続々届くリプライの嵐に対し「違う、、そうじゃない の、、」。さらに翌日「違う、、Yahoo 知恵袋じゃないの」と日を追って盛り上がり、 「深田えいみって誰だ?」そして「深田えいみのツイッターが大喜利だ」と Twitter 民の話題の的になり、今やフォロワー数は158万人を突破。 天然なのか、稀代の策士か? ツイートやインタビューなどでも裏側を一切明かしてこなかった彼女の「素顔」と「戦略」、バズった名作大喜利ネタを収めた著書『ツイッタランドの大喜利お姉さん 深田えいみの秘密』 (講談社)が10月28日に発売され、刊行記念合同取材会が行われた。


ハロウィンが近いこともあり、何かのコスプレで登壇することがアナウンスされていたが、会見場に姿を現した深田は、ミニスカートにメガネ姿のキョンシーのコスプレで登場。「魔女とかも考えたんですけど、もう着飽きちゃって(笑)、撮影とかでもたくさん衣装を着るので、今まで着たことがないのにしようと思いまして。ドン・キホーテで買ったんですけど、ハロウィンシーズンなので種類がなくって、その中でもこれがしっくりしたので。でもキョンシー自体知らなくて、写真を撮ろうにもポーズが分からなかったです。なので衣装の袋に入っていた女の子のポーズをみて学びました」とにっこり。


最初は“大喜利”の意味も読み方さえも分からなかったという深田。今や“大喜利AV女優”という唯一無二の肩書きを持つが、ここまでの道程には炎上騒動もあり、紆余曲折だった。そんな中で生まれた「ミッキーマウスにもアンチがいる」という名言が脚光を浴びた。「自分てどれくらい知られてるんだろうってエゴサをしたら、けっこう心けちょんけちょんになったんですよ。そこでマネージャーさんに相談したら、ケロッと“全然大丈夫でしょ”って軽く言って、そこで出たことばなんですよ。国民的キャラクターも叩かれるんだから、私がいろいろ言われてもしょうがないなと思ってから楽になったんです」と、経緯を丁寧に話してくれた。


InstagramよりTwitterにこだわる理由を聞いてみると「元々Instagramというものを知らなくて、最初からTwitterというところなんですが、Twitterはバズるのが魅力で、その感覚にハマってしまいまして、1回バズるのを経験すると止まらなくなっちゃうんです。フォロワーもすぐ増えるし、写真と面白いことばの組み合わせが楽しいですね。ネタ重視なのはTwitterなのかなと」と、Twitterの魅力を力説。「Twitterのフォロワーが増えるのは生きがいですね。自分の存在を確認できる場所というか、それで“いいね”とかしてもらうと嬉しいし、私のことを知ってもらえたりもするので、自分的はとても大切ですね」と語った。


まだまだフォロワーが増えるであろう“大喜利おねえさん”から目が離せない。