バレンシアのソレール photo/Getty Images

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リーガ・エスパニョーラの順位表を見ると、現在12位にはバルセロナ、13位にはセビージャが位置している。両チームともまだ5試合しか消化していないのだが、その内訳は2勝1分2敗と苦戦しているのは間違いない。

ただ、その両チーム以上に不安なのがその1つ下、14位に沈んでいるバレンシアだ。ここまで7試合を消化し、2勝1分4敗とまずい立ち上がりとなっている。

バレンシアは今夏にMFダニ・パレホ、フランシス・コクラン、FWロドリゴ・モレノ、フェラン・トーレスら主力を失っており、戦力はダウンした。それが順位に影響しているのは確実で、このままいけば残留争いに巻き込まれることになるかもしれない。

その中で英『HITC』が注目しているのが、23歳のMFカルロス・ソレールだ。23歳ながらバレンシアで100試合以上に出場するソレールについて、同メディアはNewダビド・シルバと表現している。

仮にバレンシアが降格するようなことがあれば、ソレールは他クラブから大人気のプレイヤーとなるに違いない。ソレールにはアーセナルも関心を示しているようで、バレンシアの今後の戦いは1つの注目ポイントとなる。

優勝争いも注目だが、バレンシアは3連敗中の悪い流れを止められるのか。11月に入ればバルセロナを撃破したクセ者のヘタフェ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードと難しい対戦が控えている。最悪の事態は回避してほしいが、バレンシアはこの厳しい戦いの中で勝ち点を稼げるか。