仙台は神戸をホームに迎えての一戦。今季ホームではいまだ勝ち星がなかったが…。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 J1リーグは10月28日、ACL参戦チームの前倒し日程による3試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、30節のベガルタ仙台対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれ、3-2で神戸が勝利を収めた。

 互いに決め手を欠き、前半をスコアレスで折り返すと、後半は一転して点の取り合いに。47分、神戸は左サイドに侵入した古橋亨梧が右足で巻いたシュートを決め先制すると、さらに51分、その古橋からのクロスに郷家友太が身体で押し込み追加点。神戸が2点を先行する。

 しかし仙台もすぐさま反撃。53分、関口訓充がサンペールのクリアボールをブロックすると、こぼれ球に反応した長沢駿が左足ワンタッチでゴールに押し込む。仙台が5試合ぶりのゴールで1点差に迫る。さらに仙台は76分、中原彰吾からのクロスに飯尾竜太朗が頭で合わせネットを揺らす。仙台が同点に追いつく。

 それでも神戸は直後の77分、西大伍からのクロスにドウグラスが頭で合わせると、シュートは左ポストを叩きそのままゴールに吸い込まれた。神戸が再び仙台を突き放す。

 その後はオープンな展開となり、両者にチャンスが生まれるものの得点は生まれず、3-2でタイムアップ。神戸が敵地で勝点3を得た。ホームの仙台は3連敗で、これで15試合未勝利。依然、最下位となっている。一方の神戸は連敗を2で止め、勝点を36に伸ばした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部