GKピックフォード、ボディガード雇う…ファン・ダイクのケガ理由に殺害の脅迫状

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 エヴァートンに所属するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが、自身と家族を警護するボディガードを雇った模様だ。27日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じた。

 16日に行われたプレミアリーグ第5節リヴァプール戦に先発したピックフォードは、同試合の序盤にセットプレーの場面でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと交錯。ファン・ダイクは右ひざ前十字じん帯を損傷する大けがを負ったものの、ファン・ダイクがオフサイドポジションにいたこともあり、ファウルの判定やピックフォードへの処分は下されなかった。

 結局“マージーサイド・ダービー”が2−2の引き分けに終わると、試合後にはライバルのリヴァプールサポーターを中心にピックフォードへの非難が殺到。同試合の終盤に退場処分となったエヴァートンのFWリチャーリソンとともに批判の対象となり、中にはSNS上で過激な内容を投稿する者も現れたため、地元警察も先週から捜査を進めている。

 そんななか、ピックフォードは自身と家族の身の安全を確保するために、先週からボディガードを雇ったようだ。『メール』紙によると、同選手の元には殺害予告なども寄せられている模様、関係者は同紙に対し、「彼は試合後から受け取っている非難の声にショックを受けている。彼は家族の安全のために、どんなことでもすると決断した」と語っている。