スタメンに復帰しチーム状況も上向いてきている矢先に右膝靭帯損傷で離脱となってしまった今野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

 ジュビロ磐田は10月28日、クラブの公式ホームページでMF今野泰幸の負傷を発表した。右膝内側側副靭帯損傷でトレーニングに合流するまで6週間程度かかる見通しだ。

 今野は先発出場した10月21日(水)の第28節・東京ヴェルディ戦で、相手選手と接触し膝を痛めると69分にピッチを後にしていた。

 昨夏にガンバ大阪から磐田に加入した今野は、昨年末に腰椎椎間板ヘルニア、嚢腫で手術を行ない、今季はリハビリからスタートした。出遅れたこともあり10月に退任したフェルナンド・フベロ前監督政権下ではベンチ入り2試合で出場わずか4分のみだった。

 鈴木政一新監督の下、3バックシステムが採用されると、負傷交代した試合まで5試合連続でスタメンの座を獲得していた。
 
 この負傷離脱を伝えたクラブの公式ツイッターには、ファンから以下のようなコメントが寄せられている。

「まじか!歩けてたから大事かと思ってたけど…」
「せっかく大怪我から復帰していいプレーを見せてくれていただけに残念です」
「治療、リハビリ頑張ってください」
「普通にきつい」
「磐田復活にDFリーダー今ちゃんの統率力は絶対必要だから」
「まずは焦らずしっかり治してください!!」
「待ってます!!!」

 2度のワールドカップ出場など豊富な経験を持つ今野の不在は痛手に違いないが、磐田は新監督の下、遠藤保仁の加入もあり状態は上向きだ。サックスブルーの選手たちはここからの終盤戦をいかに乗り切るのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部