突然だが、みなさんはこんな光景に見覚えはないだろうか。


見たことある...(画像はMiyako@miyako_Naralineさん提供)

この画像はツイッターユーザーのMiyako(@miyako_Naralineさん)が2020年10月18日に、

田舎ってこういうの多いよな」

と投稿したものだ。

山と大きな川に挟まれたJRの線路(単線)。川の向こうには片側1車線の国道と集落が見える。どうやら田舎を電車で走ると、このような風景が見られるということらしい。

Miyakoさんのツイートは、27日時点で5000件以上リツイートされるなど、話題になっている。

愛知や新潟で...

ツイッターでは投稿に対し、

「三江線(編注:現在は廃線)が懐かしい」
「モロ飯山線」
「最初に思いついたのは肥薩線と球磨川でした」

といった声が寄せられている。三江線は、江津駅(島根県)から三次駅(広島県)を結んでいた線。飯山線は豊野駅(長野県)から越後川口駅(新潟県)、肥薩線は八代駅(熊本県)から隼人駅(鹿児島県)に至る。

多少の違いはあるものの、Miyakoさんの投稿のような光景は、実際に全国各地で見られるようだ。

Jタウンネットは19日、投稿者のMiyakoさんを取材。先ほどの画像を投稿した理由を聞いくと、

「ローカル線に乗っているとだいたいこのような景色が多いなあという印象をもっており作成しました」

とのこと。Miyakoさんによれば、投稿は京都府内で、JR山陰線の乗車中に思いついたという。

投稿に対する反響については、

「リプライ欄で『どこどこの景色ですね』という声もあり、やはりこういった場所が多いんだなと実感しました」(Miyakoさん)

リプライへのコメントをもとに調べると、たしかに投稿の画像に類似した場所が各所に見つかる。


JR関西本線・笠置〜大河原駅周辺(京都)(C)Google


JR中央本線・定光寺駅周辺(愛知)(C)Google


JR磐越西線・咲花〜馬下駅周辺(新潟)(C)Google

電車旅をする際は、このような場所がないか、探してみるのもいいかもしれない。