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世界的な人気を誇るニューヨークのライフスタイル・ブランドKith(キス)とのコラボレーションにより、エクステリアとインテリアに比類ないデザインディテールを施したBMW M4 Competition x KITHがた全世界150台限定生産で誕生した。

BMW M社は、現代アーティストのFUTURA 2000氏とのコラボレーションの例にもみられるように、影響力の大きい最新のファッション・シーンの動向をキャッチし、成長市場で地位を築いている。Kithの設立者で熱心なBMWファンのロニー・ファイグ氏にとって、今回のコラボレーションは原点に立ち返る思いを抱かせるものだ。

「BMWブランドをさらに発展させるにあたって、ストリート・スタイルの最新の動向も追っています。ロニー・ファイグ氏は、そのアイデアと自身のブランドKithにより、モード、ライフスタイルおよびラグジュアリーの各分野を代表する卓越した頭脳の持ち主であり、オピニオン・リーダーです。彼および多大な影響力を持つ彼のブランドとのコラボレーションは、新しいターゲット・グループを開拓する上でBMWにプラスの影響を及ぼすでしょう」と、BMWカスタマーおよびブランド担当上級副社長のイェンス・ティーマーは説明する。

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BMW M社の代表取締役社長マルクス・フラッシュは、「BMW M社にとって、特別なコラボレーションにより当社のモデルの限定エディションを世に送り出すのは初めてのことではありません。ロニー・ファイグ氏およびKithとのコラボレーションは、BMW M社にとって、第一世代のBMW M3から、この象徴的なモデル・シリーズの第6世代となる新型BMW M4 Competitionへの橋渡しをする素晴らしい機会となります。同時に、これまでとは異なる新たなターゲット・グループにアピールします。ストリート・ウェア・シーンは、ひとつの文化的な現象からグローバルな生き方へと変貌を遂げており、数多くの分野においてまったく固有の新たな独自性を創り出しています」と語っている。

Kithの設立者であるロニー・ファイグ氏は「Kithで手がけるものはすべて、確固たる起源を持っている必要があります。子どもの頃の一番美しい思い出のひとつが、1980年代に祖父の家に行って、彼のBMWでドライブしたことです。彼がE21 320iを所有していて、彼の大切な一台がE30 M3だったことを今でも覚えています。私の人生の中のこうした時間によって、私の中にBMWに対する情熱が深く刻み込まれました。そのため、今回のプロジェクトでのコラボレーションは、私を再び原点に立ち返らせてくれます」と話す。

著名人に最新のスニーカー・スタイルを提供し、2011年に自身のブランドであるKithを設立して世間にその名を知らしめたロニー・ファイグ氏は、しばらく前から、伝説的なBMW E30 M3を自身でも所有している。この精巧に手入れされた第一世代のBMW M3に加え、BMW M社は、ブルックリンのKithポップアップストアで行われるコラボレーションの公式発表のために、第6世代を迎えた高性能モデルの特別車両を提供した。

この唯一無二のBMW M4 Competition x KITHは、BMW E30 M3と同様に、当時のオリジナルカラーであるシナバレッドで塗装されている。このカラーは、現在は正規のBMWプログラムでは利用できなくなっているが、両モデルのつながりを示すため、今回特別にこのBMW M4 Competitionのために選択された。さらにこの車には、テールゲートのM4コンペティション・ロゴの代わりに、同じスタイルのBMW Mストライプ付きの黒いKithロゴが採用されている。Mカーボン・バケット・シートのヘッドレストの下方にも、このロゴの照明付きバージョンが配置されている。ヘッドレストのブラックのレザーとセンター・コンソールには、Kithのロゴが刻印されている。

このワンオフカーのために選び抜かれたロゴが刻印されたレザーは、ファイグ氏のBMW E30 M3の新しいシートカバーにも使用された。ファイグ氏の車両に付けられているBMW Mストライプ付きのKITHロゴにはシルバーの文字が入っており、エンジンフード、テールゲートおよびステアリングホイールは、BMWという文字の代わりにKithと入れられた、当時のBMWロゴの特別バージョンで飾られている。

複数のブランドが融合した新しいロゴは、Kithとその他の世界的に有名な企業との数々のコラボレーションのトレードマークである。今回BMWも、コラボレーション・パートナーのために初めて自身のブランド・エンブレムを変更し、150台のBMW M4 Competition x KITHのために、互いのブランドを組み合わせた新しいロゴが誕生するに至った。このロゴにおいては、よく知られているBMWエンブレムの周囲に、さらにBMW Mカラーであるライトブルー、ダークブルー、レッドのリングがあしらわれている。その上には、明るい色の文字でKithと今回のコラボレーションに関する詳細が記載されている。BMW M4 Competitionx KITHのリヤには、BMW Mストライプ付きの黒いKithロゴが配置されている。この限定モデルには、BMW E30 M3のボディカラーの中で当時特に人気のあった3色へのオマージュとして、マットカラーのフローズン・ブラック、フローズン・ダーク・シルバーおよびフローズン・ブリリアント・ホワイトのみが用意されている。

この限定モデルの真のハイライトは、KITHカーボンルーフである。このオプション装備では、グレーの文字のKITHロゴとBMW Mストライプがルーフ表面に配置されている。標準装備のMコンパウンドブレーキシステムには、Mロゴの入ったレッドのブレーキキャリパーが備わっている。これらは、フロント19インチ、リヤ20インチのM鍛造ホイール826Mバイ・カラー/ジェット・ブラック(ソリッド)のダブル・スポークを通してよく見ることができる。

BMW M4 Competition x KITHの室内空間を覗き込むと、3色のMカーボンバケットシートが目に入る。ブラックのフルレザーメリノには、BMW Mカラーのライト・ブルーとレッドのディテールが鮮やかなアクセントを添えている。ファイグ氏のBMW E30 M3と同様に、BMW M4 Competition x KITHの前席および後席のヘッドレストとセンターアームレストに採用されているブラックのレザーにはKITHロゴが刻印されている。センターコンソールには、KithロゴとBMW Mストライプがあしらわれた専用のエンブレムが配置されている。前席ヘッドレスト下方の照明付きMバッジにも、同様にKithロゴが入っている。

この限定モデルは、BMW M4 Competitionのテクノロジーを引き継いでいる。BMW M社製エンジン特有の高回転特性を備えた新しい直列6気筒エンジンは、最新仕様のMツインパワー・ターボ・テクノロジーにより、最高出力375kW[510ps]を発生し、最大トルク650Nmを発揮する。ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションが標準装備されており、0-100 km/h加速をわずか3.9秒で達成し、12.5秒で200km/hに到達する。BMW M4 Competition x KITHには、従来の後輪駆動のほか、BMW M4 Competitionと同様に、オプションで4輪駆動システムM xDriveも用意されている。

BMW M4 Competitionの標準装備とKithコラボレーション専用装備に加えて、限定モデルにはいくつかのオプション装備が追加されている。その中には、Mコンパウンド・ブレーキ・システム、M鍛造ホイールおよびMカーボン・バケット・シートのほか、Mカーボン・エクステリア・パッケージ、BMWレーザー・ライトおよびBMW Individualライト・シャドー・ラインが含まれる。室内空間には、カーボン・ファイバー・インテリア・トリムと操作エレメント用のクローム・アプリケーションが採用されている。限定エディションBMW M4 Competition x KITHは、2021年夏から納車が開始される予定である。日本においては、消費税込み1680万円。