ポスタービジュアル
 - (C)2021『花束みたいな恋をした』製作委員会

写真拡大

 ドラマ「最高の離婚」「カルテット」などの坂元裕二による脚本のもと、菅田将暉&有村架純がダブル主演を務めた映画『花束みたいな恋をした』の公開日が2021年1月29日に決定し、新たなポスタービジュアル及び予告編が公開。併せて、主題歌に Awesome City Club(オーサムシティクラブ)の書き下ろしによる「勿忘」(読み:わすれな)が起用されることが発表された。

 本作は、人気脚本家・坂元裕二が映画で初めてオリジナルのラブストーリーを手掛け、2020年の東京を舞台に、菅田と有村ふんするカップルの5年間の恋の行方を描き出す。監督は、映画『罪の声』の公開を控える土井裕泰。坂元とドラマ「カルテット」以来、映画で初タッグを組む。

 予告編では、東京・京王線の明大前駅で終電を逃し偶然に出会った大学生の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)が距離を縮めていくさまが映し出される。「話が合うからってだけなのかな?」「友達だって思ってるのかな?」「3回ご飯食べて告白しなかったら、ただの友達になってしまうよって説あるし」「次は絶対に告白しようって」など、坂元らしいリアルなセリフの掛け合いが展開。横断歩道でのキスの瞬間、楽し気な入浴、ベッドでじゃれ合う姿、待ち合わせなど至福の恋の軌跡を追うなか、やがて「ずっと2人でいたいって、ずっと考えていた」「楽しかったね」と過去形になり、ラストには「俺、別れたくない」という麦の言葉があり、涙を流す2人の姿で終わっている。

 主題歌を手掛けた Awesome City Club(オーサムシティクラブ)は、2013年に東京で結成された男女ツインボーカルの3人組グループ。予告編に流れている楽曲「勿忘」は、Awesome City Club が本作を鑑賞し感銘を受けた時の気持ちを、そのまま書き下ろしたもの。ボーカルのPORIN(ポリン)は、本人役として初演技を披露しており、劇中のライブリハのシーンでは全メンバーが集結している。(編集部・石井百合子)