真心ブラザーズ・YO-KING「“ムッシュかまやつさん魂”…軽やかさ、粋な感じを大事にしてきた」30年の活動を振り返る
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。10月27日（火）の放送は、真心ブラザーズのYO-KINGさん、桜井秀俊さんが登場。結成30年を迎えての心境などを話してくれました。
坂本：真心ブラザーズは10月14日（水）に、17枚目のアルバム「Cheer」を発売されました。タイトルやジャケットから、心が躍るようなアルバムですね。
YO-KING：みんないろいろと、自粛とかでフラストレーションが溜まっていたと思うんですけど、そこでなるべく機嫌よく暮らしたいなと思って。「機嫌よく」って英語でなんて言うんだろう？ って思ったら、“Cheer”だったんですよ。チアガールの応援の意味もあるし、いろいろな意味もあるから（アルバムタイトルに）いいかなと思って。
坂本：「機嫌よく」っていうのが、本当に真心ブラザーズらしいなって思ったんです（笑）。「ごきげん」って一見、軽そうなイメージではありますけど、そのなかにいろいろなことを含んでいるというか。軽さって自分に酔っていたら絶対できないし、難しいんですよ。年を重ねて、いい軽さが出てくる方々もきっといると思うのですが、真心ブラザーズは30年間ずっとそれがあるというのがすごいなと思います。
YO-KING：それは面白い意見で、鋭いですね。あんまり言われたことはないんですけど、そこは確かに大事にしてきたんだと思います。やっぱり、（ムッシュ）かまやつさんにえこひいきされてデビューした僕らですから、“かまやつさん魂”を……。軽やかさ、粋な感じ（を大切にしてきました）。
桜井：最初にかまやつさんにピックアップしてもらったというのがデカいかも。
（中略）
坂本：お2人はデビューしてから31年のおつき合いで、学生の頃からの関係を入れると人生のほとんどを一緒に過ごされていますね。
YO-KING：年を取れば取るほど、（人生の）ほぼほぼになってきますね。嫌ですね（笑）。
坂本：（笑）。ベタベタする感じの関係性でもないですし、レコーディングではどんなやり取りをされているんですか？
YO-KING：どんなやり取りだろう……。普通……でも想像されているよりは、会話自体は少ないと思いますよ。なくてもわかるところは言わないし、「言ったほうが違う方向に行きそうだな」ってよっぽどのときは言うけど、それもあまりないですね。
桜井：先ほどの（番組内でOAした）「炎」も僕が書いた曲なんですけど、サビで「迷子の目まい 塩漬けの愛」と2回言うんです。“大丈夫かな、これ？”と思いながらレコーディングをして（笑）。歌入れが終わってから、マネージャーさんに「この曲、イカれてますね」って言われて（笑）。
なんだかそういう風に、言わずもがなで進んでいくというか。（YO-KINGは）まったく“無”で歌うので。桜井曲をYO-KINGが歌うときは“無”のほうがいいんだなというのは、「サマーヌード」でも（そうでした）。歌詞の意味を考えないで歌ったほうがいいんだってことがわかったんですよね。解釈して感情とかを込めないほうが、より情報量が多くなるというか。
（中略）
坂本：「言わずもがな」で通じるのは30年間の時間があるからこそ、なのでしょうか？
YO-KING：そうでしょうね。ちょっとずつ。
坂本：今まで大喧嘩をしたことは？
YO-KING：大喧嘩も特にないですね。
桜井：YO-KINGさんが大学のサークルの先輩なので、そこがそのままスライドしている感じですね。
真心ブラザーズは11月1日（日）に、東京・品川インターシティホールにて弾き語りワンマンライブ「Cheer up! 003」を開催します。詳しくは公式サイト https://www.magokorobros.comをチェックしてください。
10月28日（水）のゲストは、ヴァイオリニストの石川綾子さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。お楽しみに！
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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック！ http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7096
聴取期限 2020年11月4日（水）AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/）
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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＜番組概要＞
番組名：坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： https://www.tfm.co.jp/dear/
左から桜井秀俊さん、YO-KINGさん、坂本美雨
坂本：真心ブラザーズは10月14日（水）に、17枚目のアルバム「Cheer」を発売されました。タイトルやジャケットから、心が躍るようなアルバムですね。
坂本：「機嫌よく」っていうのが、本当に真心ブラザーズらしいなって思ったんです（笑）。「ごきげん」って一見、軽そうなイメージではありますけど、そのなかにいろいろなことを含んでいるというか。軽さって自分に酔っていたら絶対できないし、難しいんですよ。年を重ねて、いい軽さが出てくる方々もきっといると思うのですが、真心ブラザーズは30年間ずっとそれがあるというのがすごいなと思います。
YO-KING：それは面白い意見で、鋭いですね。あんまり言われたことはないんですけど、そこは確かに大事にしてきたんだと思います。やっぱり、（ムッシュ）かまやつさんにえこひいきされてデビューした僕らですから、“かまやつさん魂”を……。軽やかさ、粋な感じ（を大切にしてきました）。
桜井：最初にかまやつさんにピックアップしてもらったというのがデカいかも。
（中略）
坂本：お2人はデビューしてから31年のおつき合いで、学生の頃からの関係を入れると人生のほとんどを一緒に過ごされていますね。
YO-KING：年を取れば取るほど、（人生の）ほぼほぼになってきますね。嫌ですね（笑）。
坂本：（笑）。ベタベタする感じの関係性でもないですし、レコーディングではどんなやり取りをされているんですか？
YO-KING：どんなやり取りだろう……。普通……でも想像されているよりは、会話自体は少ないと思いますよ。なくてもわかるところは言わないし、「言ったほうが違う方向に行きそうだな」ってよっぽどのときは言うけど、それもあまりないですね。
桜井：先ほどの（番組内でOAした）「炎」も僕が書いた曲なんですけど、サビで「迷子の目まい 塩漬けの愛」と2回言うんです。“大丈夫かな、これ？”と思いながらレコーディングをして（笑）。歌入れが終わってから、マネージャーさんに「この曲、イカれてますね」って言われて（笑）。
なんだかそういう風に、言わずもがなで進んでいくというか。（YO-KINGは）まったく“無”で歌うので。桜井曲をYO-KINGが歌うときは“無”のほうがいいんだなというのは、「サマーヌード」でも（そうでした）。歌詞の意味を考えないで歌ったほうがいいんだってことがわかったんですよね。解釈して感情とかを込めないほうが、より情報量が多くなるというか。
（中略）
坂本：「言わずもがな」で通じるのは30年間の時間があるからこそ、なのでしょうか？
YO-KING：そうでしょうね。ちょっとずつ。
坂本：今まで大喧嘩をしたことは？
YO-KING：大喧嘩も特にないですね。
桜井：YO-KINGさんが大学のサークルの先輩なので、そこがそのままスライドしている感じですね。
真心ブラザーズは11月1日（日）に、東京・品川インターシティホールにて弾き語りワンマンライブ「Cheer up! 003」を開催します。詳しくは公式サイト https://www.magokorobros.comをチェックしてください。
10月28日（水）のゲストは、ヴァイオリニストの石川綾子さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。お楽しみに！
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聴取期限 2020年11月4日（水）AM 4:59 まで
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番組名：坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週月〜木曜11：00〜11：30
パーソナリティ：坂本美雨
番組Webサイト： https://www.tfm.co.jp/dear/
