佐藤舞香さん(仮名・37歳)
 離婚・再婚歴がある男性は、それなりにモテるというイメージがあるかもしれません。しかし、実際はそうとも限らないようで…。元夫が結婚、離婚を繰り返すタイプだった、という女性にその理由を聞いてみました。

◆6年付き合った彼にフラれ、出会ったのが元夫

 都内でOLとして働く佐藤舞香さん(仮名・37歳)はバツイチ子無しの独身女性。舞香さんが結婚したのは今から5年前、32歳のときでした。

「元夫と結婚する前に、実は長年付き合っていた彼氏がいました。その彼とは25歳から6年間の付き合い。でも、31歳になってそろそろ結婚を意識したときに、いきなり『他に好きな人ができた』とフラれてしまった。31歳で彼氏にフラれて他に出会いもない……。絶望していたときに出会ったのが元夫だったんです」

 舞香さんが元夫と知り合ったのは行きつけの飲み屋。話しているうちに、彼は1つ年上で近くのバーのオーナーということがわかりました。

「『今度、うちの店にも遊びにおいで』と言われて飲みに行くようになって、仲良くなったのですが、口説かれるとかはありませんでした。聞くと、すでにバツイチで子供はいないと言っていました。その焦っていない感じが心地よくって、いろいろ相談しているうちに、『私、幸せになれるのかな』と思わずつぶやいたら、彼が『じゃあ、俺と結婚する?』と言ってきたんです。

 そのときはビックリして流してしまったのですが、家に帰ってよく考えると、私も別に彼のことを嫌いじゃない。付き合ってみたら意外と上手くいくかも……と思えてきて。とりあえず付き合うのはいいかも、と彼に電話をかけて交際をOKしたんです」

◆出会って3か月でスピード婚!でも…

 それから話はトントン拍子に進み、2人は出会って1か月半で交際、2か月目で親に挨拶をしました。

「最初にプロポーズをされたので、結婚前提に付き合っていると親に報告しておきたかったんです。それに年齢的に子供が欲しかったというのもありましたね。出会って3か月の超スピードで私の32歳の誕生日に入籍しました。

 でも、幸せだったのは最初の半年だけでした。結婚して半年で彼はバーを閉めて知り合いの飲食系会社に転職。ここまでは別に良かったのですが、転職してから出張や接待が多くなって、家にはほとんど帰ってきませんでした。夕飯を作っても『今日は外で食べるからいらない』と言われて、食べないこともしょっちゅうでしたね」

 こうして、2人の生活は徐々にすれ違っていきます。

「バーで働いている時からそうだったのですが、夫は夜の仕事が長かったので、夜遊びやお酒を飲むことが生活の一部になっていました。結婚したら少しは落ち着くかなと思ったけど、まったく変わりませんでしたね。だんだん、私も夫が家にいないことに慣れていって、学生時代の独身の友達と遊びに行くようになっていきました。そんな私の生活を見ても夫は何も言わずに、それぞれが好きなように生活していました」

 どうやら彼は、結婚後について深く考えずに、軽いノリでプロポーズできちゃうタイプだったようです。

◆夜の生活も断られ、飲み歩く夫に離婚を決意

 そんな生活が続いて2年。子供を作るどころか、そんな行為すらもなかったといいます。

「私から誘っても、忙しいと断られるようになりました。それでも飲み歩くのをやめない夫を見て、このまま結婚していても仕方ないと諦めて、離婚を決意しました。どちらかの不貞というわけではないので慰謝料は発生しなかったのですが、財産分与の話になったら、夫はまさかの貯金ゼロ。夫は付き合いがあるので必要な生活費をもらう以外のお金はすべて任せていたんです。貯金してると言っていたのもすべて嘘だと分かり、唖然としたと同時に、離婚して良かったと思いましたね……」