27日(火)、ジャパンゴルフツアー選手会の第4回理事会終了を受けたリモート記者会見が行われ、選手会副会長兼事務局長を務める池田勇太が報告を行った。ここで新型コロナウイルス感染リスク軽減を狙った、試合会場へのチャーター機移動という新たな試みも発表された。
石川遼とがっちり握手を交わす現選手会長
国内男子ツアーは、ここから11月12日に初日を迎える「三井住友VISA太平洋マスターズ」、同19日初日の「ダンロップフェニックス」と、今季初の2連戦を迎える。その際、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースから、宮崎県のフェニックスカントリークラブへの移動を伴うが、「公共交通機関を使用することでの感染リスクを減らすため」(池田)、ジャパンゴルフツアー選手会、日本ゴルフツアー機構(JGTO)と全日本空輸(ANA)が手を組み、選手、キャディや大会関係者だけを乗せた羽田空港〜宮崎空港間の往復航空機を飛ばすことが決まった。
これは三井住友VISA開幕前に受診するPCR検査で陰性が出れば、その結果は2週間は有効というルールに基づくもの。陰性結果が出た人のみで、安全性の高い移動を実現するのが目的となる。池田は「陰性証明が確認できれば乗ることができる。他のスポーツ団体でも、バスや新幹線の車両を貸し切って移動するという手段を取っている。今回の(羽田、宮崎間の)移動に関しては飛行機以外はないと考え、こういう方法を考えた。来年、コロナの状況がどうなっているかは分からないが、前例を作れば何かあった場合にすぐに対応できる」など、その意図を説明した。
搭乗予定者は選手、帯同キャディに限らず、メディア、各クラブメーカーのトーナメント担当、大会関係者など往路250名、復路150名を予定。搭乗者は片道1人2万5000円(税別)を支払うなど細部の調整が現在進められている。
なおチャーター便搭乗は強制ではなく、「車での移動は問題ないが、フェリーなど公共交通機関に関しては制限をかけ、使用しないで欲しいと案内しています」ということを徹底。さらに往路便の出発が、三井住友VISA終了翌日の16日になるため、同大会会場から羽田空港への移動が発生するが、その間についても同様の通達が行われる。
この他、トーナメントを開催する市町村支援を目的としてチャリティ金の寄贈を実施したことや、2015年から取り組んでいる東日本大震災被災3県(岩手、宮城、福島)への車両寄贈を今月行ったことも報告があった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

■今さら人には聞けない、“選手会”ってどんな組織?【選手会通信 】
■2020年選手会のミッションは?【選手会通信 】
■『入国問題』にどう立ち向かう? 最後まで奔走した舞台裏【選手会通信 】
■選手会長が掲げる理想は「ファンとの距離が近い試合をつくりたい」【選手会通信 】
■池田勇太を中心に選手会再編成 石川遼らがファンプロジェクト担当に