韓国7〜9月期の成長率1.9% 3期ぶりプラスに

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日発表した7〜9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比1.9%増加した。新型コロナウイルス感染症の打撃を受け、1〜3月期(1.3%減)と4〜6月期(3.2%減)は2四半期連続でマイナスだった。特に4〜6月期はリーマン・ショック直後の2008年10〜12月期(3.3%減)以来の低水準。こうした前期の反動も大きく、7〜9月期はプラスに転じた。これを弾みに下半期の景気回復を期待する声も上がっている。

 前年同期比の7〜9月期のGDPは1.3%減少したが、4〜6月期(2.7%減)に比べるとマイナス幅は縮小した。

 7〜9月期は、韓国経済を支える輸出が前期比15.6%と大幅に伸びた。自動車と半導体がけん引役となり、1963年10〜12月期(24.0%減)以来の落ち込み幅だった前期(16.1%減)から持ち直した。輸入も原油や化学製品などを中心に4.9%増加した。

 設備投資は機械類や輸送用機械などを中心に6.7%増えた。

 一方、民間消費は衣料など半耐久財が振るわず、0.1%減少した。建設投資も土木の縮小などが響き7.8%減少した。

 生産活動をみると、製造業は7.6%増加した。サービス業も0.7%増で、このうち医療保健・社会福祉(3.8%増)と運輸(3.3%増)、金融・保険(1.9%増)の増加率は全体のGDP成長率以上だった。その半面、電気・ガス・水道事業(7.4%減)と建設(5.5%減)は減少した。

 実質国内総所得(GDI)は前期比2.5%の増加に転じた。交易条件が改善し、実質GDPの伸びを上回った。