ヨルダン・首都アンマンで検問に当たる警察官ら(2020年10月9日撮影、資料写真)。(c)Khalil MAZRAAWI / AFP

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【AFP=時事】中東ヨルダンの検察は今月、16歳の少年の目をえぐり、両手の一部を切り落とした殺人未遂の罪などで複数の人物を起訴した。ヨルダン国民の間では事件のショックが広がっており、死刑を求める声も上がっている。

 事件は今月13日、首都アンマンの北東に位置するザルカ(Zarqa)で発生。集団が少年を誘拐し、暴行に及んだ。少年の父親は殺人容疑で拘束されており、集団は父親に対する報復として少年を襲ったとみられている。

 司法当局はソーシャルメディアのユーザーに対し、少年への暴行の様子を捉えた動画を投稿・共有しないよう呼び掛けている。

 治安部隊が主犯のほか5人を逮捕したと発表し、事件の全貌が世間に広まったことで、市民からは犯人を死刑にしろとの怒りの声が上がっている。

 国営ペトラ(Petra)通信は16日、検察が誘拐と殺人未遂の罪で複数を起訴したと報道。しかし、起訴された人の正確な数は明らかになっていない。

 ヨルダンのアブドラ・イブン・フセイン(King Abdullah II)国王は事件を受け、少年をアンマンの医療施設に搬送するよう命じ、犯人らに最も重い法的措置を科すよう求めた。報道によると、少年は目の手術を受けたほか、義肢を装着する治療を受けている。

【翻訳編集】AFPBB News

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