伊ナポリ市内にあるカンパニア州知事公館前で、新型コロナ感染拡大に伴う夜間外出禁止令に抗議するデモ隊と対峙(たいじ)する治安部隊(2020年10月23日撮影)。(c)Carlo Hermann / AFP

写真拡大

【AFP=時事】イタリア南部ナポリで23日夜、新型コロナウイルス対策の夜間外出禁止令に抗議するデモ隊数百人が警察と衝突し、物を投げたり、ごみ箱に火を放ったりした。

 ナポリを州都とするカンパニア(Campania)州では、感染第2波への対策として23日から夜間外出禁止令が施行され、これに対してソーシャルメディア上で抗議が呼び掛けられていた。同州では過去24時間で確認された新規感染者数が2万人近くに上っている。

 若者を中心とするデモ隊はナポリ市内を行進し、外出禁止の開始時間である午後11時になるとシュプレヒコールを上げ、中には発煙弾を使用する人や「(店を)閉めるなら金を払え」と書かれたプラカードを掲げる人もいた。

 ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相は今のところ、2か月近くに及び、戦後最悪の不景気をもたらした外出制限と同様の規制を実施することは避けている。

 イタリアでは欧州で最初に大規模な感染拡大が発生。保健省によると感染者は約50万人、死者は約3万7000人となっている。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
中国軍、総合格闘家を部隊に配属 インド軍との衝突直前に 報道
仏、感染100万人超える 第2波「第1波より悪い」可能性
首筋から上が結合した双生児、イタリアで分離手術成功