米フロリダ州ペンサコラで演説後、手を振るドナルド・トランプ大統領(2020年10月23日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP

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【AFP=時事】来月3日の米大統領選を目前に控え、再選を目指すドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領(74)は23日、激戦州フロリダ州で集会を行い、新型コロナウイルスの感染拡大は収束しつつあると主張した。一方、各種世論調査で優勢が伝えられる民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)は、出身地デラウェア州の演説で感染拡大は続いていると主張し、トランプ氏が責任を放棄したと批判した。

 トランプ氏は、重要な票田であるフロリダ州の高齢者層を取り込もうと、定年退職者が暮らす町として知られる同州ザ・ビレッジズ(The Villages)で演説。集まった多くの聴衆に対し、バイデン氏の演説の内容は新型コロナに関することばかりで、人々を怖がらせていると述べた。

 さらに「感染拡大はすぐに終わる」と述べ、「暗い冬にはならない。われわれはトンネルの最後の光に向かっている」と主張した。

 また、バイデン氏が多くの不法移民を受け入れようとしていると述べ、不法移民は「犯罪者やレイプ犯、殺人者」の集まりだとの持論を展開した。

 トランプ氏は24日にノースカロライナ州とオハイオ州で、25日にはニューハンプシャー州で演説を行う予定で、来週も多くの集会を開催する意向だ。

 一方、バイデン氏は演説で経済回復について語り、トランプ氏の主張と同じく、安全なコロナワクチンを必要とするすべての人に提供すると表明。

 また「われわれは、トランプ氏が真の大統領が取るべき危機への責任を拒否したのを目の当たりにした」と述べ、トランプ氏がいまだに何の方針も立てていないと批判した。

 バイデン氏は24日、フロリダ州と同様に勝敗を左右する激戦州のペンシルベニア州へ向かう。

【翻訳編集】AFPBB News

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