【驚き】これラブホなんだぜ… 教室にしか見えない部屋がある“SNS映え”ラブホテル「SARA錦糸町」に行ってみた
●青春の思い出にひたる505号室
日本独自とも言われるラブホテル文化。これまで、レトロな内装などの昭和らしさが残るラブホテル、通称「昭和ラブホ」の魅力を3回に渡って紹介してきました。今回は少し視線を変え、今どきのラブホテルをご紹介したいと思います。
取材させていただいたのは東京都墨田区にある「SARA錦糸町」。
昭和ラブホはギラギラのネオンやガラス張りのお風呂など、どちらかというと男性ウケ要素が強い印象があります。一方で、SARA錦糸町は、個人的には女性目線でも楽しめるラブホ。ここ数年SNSで「ラブホ女子会」などと検索すると同ホテルがよく取り上げられていたりして、SNS映えする空間なんだなと、以前から気になっていたんです。
しかも「COUPLES HOTEL AWORD」を三年連続受賞。様々なコンセプトルームがあるのが特徴で、デートでも盛り上がること間違いなし。取材当日は、全43部屋のうち、イチオシの3部屋を拝見しました。
○青春の思い出にひたる505号室
「3年B組」!? 早速ラブホテルには似つかわしくないものが出てきました。
扉を開いて中に入ってみましょう。
チャイムが鳴るよ※動画音あり推奨 pic.twitter.com/jm3Sab8aGW- *ゆなな* (@yunaaaa_a) October 22, 2020
すごい。教室です。なんだか急に学生時代の懐かしさがこみ上げてきました。
置いてあるチョーク・黒板消し・黒板消しクリーナーなどもすべて本物なので、実際に使うことができます。
せっかくなので、筆者も教卓の前に立たせてもらいました。学生時代の思い出がよみがえります。ここラブホテルなんですけどね……。
セーラー服や学ラン、体操服も置いてありました。
ちゃんと時間割表も貼ってあります。
よく見ると毎日、保健体育の授業が……。なんともラブホらしい内容です。ちなみに、時間割表にいる2匹のパンダは、SARAグループの公式マスコットキャラクター「あんあん」「ぱんぱん」。すごいネーミング。一度聞いたら忘れられません。
出席簿。
出席簿には、SARAグループのラブホ全店が載っています。「あんあん」と「ぱんぱん」の名前もありますね。
床にも私たちを楽しませてくれる工夫があります。
リコーダーや穴開けパンチなどの、学校の教室にまつわる物が飾られていました。
続いては、ベッドも見てみましょう。
教室らしさはないですが、とても綺麗で清潔感があります。
505号室は、学生時代に戻ったかのような気分になれる部屋でした。スイッチを押すとチャイムが流れる仕組みも新鮮。学園もののコスプレなどをするのにも、ちょうどよさそうです。
続いての部屋を紹介します。教室とは全く違う雰囲気で驚くと思いますよ〜。
●大人の診察室? 404号室
続いては、404号室を見ていきましょう。 中に入ると可愛らしいシャンデリアや天蓋ベッド。紫色のライトがSNSに映えそうですね。この空間だけでも十分に可愛いですが、実は……。
なんと診察室があります。壁にはレントゲンや視力検査表まで。お医者さんごっこができちゃうんです。
筆者も椅子に座ってみました。思わず医者になった気分。
机周りを見てみると、来院日誌のほかに聴診器などの専門的な道具もありました。ちなみに視力検査の時に使う大きなスプーンのような道具は「遮眼子」(しゃがんし)という名前なんだそう。
気になる来院日誌の中身は……。
来院理由などの詳細が記入できるようになっています。はたして、みなさんはどんな内容を書いているのでしょうか。気になります。
診察室の部屋ということで、白衣と薄ピンク色のナース服が用意されています。他の衣装も着てみたい場合はレンタルすることもできるそう。非日常感が味わえますね。
浴室や洗面所も見てみましょう。
めちゃくちゃ広い。もはや家に欲しいです。
メイク落としや、お肌のパックなどが一通りそろっていて、女性には嬉しいサービス。ちなみに今回拝見した3部屋とも浴室と洗面所はこんな感じでした。正直、部屋に入るまでは聴診器などの専門的な道具や、白衣・ナース服まであるとは思っていなかったので、かなりリアルで驚きでした。町の診察室というよりは、美容クリニックのようなオシャレな内装です。
さて、続いては最後の部屋へ向かいましょう!
余談ですが、廊下はキラキラした照明が素敵。思わずたくさん写真を撮ってしまいました。
●気分は社長! 405号室
最後は405号室。なんだか立派な社長がいそうな部屋です。立派な机に大きな椅子。後ろには本棚まであります。
置いてある家具にも高級感と統一感があります。
なんというゴージャスさ。ラブホにいることを忘れてしまいそうです。
ちなみに部屋のライトの色は、ベッドの枕元にあるタッチパネルで変えることができます。
この部屋の床には、レプリカのお札や金貨が飾られています。社長といえば、やはりお金持ちなイメージだからでしょうか。
そしてクローゼットを開けてみると……。
バスローブと、OLさんの衣装がありました。この部屋に来たからには、スーツ系の衣装を着てみたくなりますね。
部屋を見渡すと、他にも気になるモノが。
ヒールを履いた女性の下半身のオブジェ。お尻と一緒にパチリしてみました。
社長室なだけあってセレブな気分にさせてくれる部屋でした。タッチパネルでライトの色を変えられるのを知って「いまやラブホもこんなハイテクになったのか」と感激。撮影のスタジオ代わりとしても活躍しそうな部屋です。
実はSARA錦糸町、部屋だけでなくエントランスも凄いです。1Fロビーで、日本の四季折々をイメージしたプロジェクションマッピングが上映されています。私が取材させていただいたのは10月上旬。もみじが舞っていました。
まるでテーマパークのような空間で、来た人を楽しませてくれるSARA錦糸町。女性からも人気な理由に納得です。また行きたいと思わせてくれます。そして部屋の中に教室や診察室、社長室をつくるという発想が、日本のラブホテル文化ならではだと感じました。
他にもユニークな部屋がたくさんあります。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
○筆者:ゆなな
昭和ラブホを訪れ、Twitterで魅力を発信。時々、昭和ラブホでポートレートも撮影している。純喫茶などのレトロな場所も大好き。(@yunaaaa_a)
○取材協力
取材協力:SARA 錦糸町
日本独自とも言われるラブホテル文化。これまで、レトロな内装などの昭和らしさが残るラブホテル、通称「昭和ラブホ」の魅力を3回に渡って紹介してきました。今回は少し視線を変え、今どきのラブホテルをご紹介したいと思います。
取材させていただいたのは東京都墨田区にある「SARA錦糸町」。
昭和ラブホはギラギラのネオンやガラス張りのお風呂など、どちらかというと男性ウケ要素が強い印象があります。一方で、SARA錦糸町は、個人的には女性目線でも楽しめるラブホ。ここ数年SNSで「ラブホ女子会」などと検索すると同ホテルがよく取り上げられていたりして、SNS映えする空間なんだなと、以前から気になっていたんです。
○青春の思い出にひたる505号室
「3年B組」!? 早速ラブホテルには似つかわしくないものが出てきました。
扉を開いて中に入ってみましょう。
チャイムが鳴るよ※動画音あり推奨 pic.twitter.com/jm3Sab8aGW- *ゆなな* (@yunaaaa_a) October 22, 2020
すごい。教室です。なんだか急に学生時代の懐かしさがこみ上げてきました。
置いてあるチョーク・黒板消し・黒板消しクリーナーなどもすべて本物なので、実際に使うことができます。
せっかくなので、筆者も教卓の前に立たせてもらいました。学生時代の思い出がよみがえります。ここラブホテルなんですけどね……。
セーラー服や学ラン、体操服も置いてありました。
ちゃんと時間割表も貼ってあります。
よく見ると毎日、保健体育の授業が……。なんともラブホらしい内容です。ちなみに、時間割表にいる2匹のパンダは、SARAグループの公式マスコットキャラクター「あんあん」「ぱんぱん」。すごいネーミング。一度聞いたら忘れられません。
出席簿。
出席簿には、SARAグループのラブホ全店が載っています。「あんあん」と「ぱんぱん」の名前もありますね。
床にも私たちを楽しませてくれる工夫があります。
リコーダーや穴開けパンチなどの、学校の教室にまつわる物が飾られていました。
続いては、ベッドも見てみましょう。
教室らしさはないですが、とても綺麗で清潔感があります。
505号室は、学生時代に戻ったかのような気分になれる部屋でした。スイッチを押すとチャイムが流れる仕組みも新鮮。学園もののコスプレなどをするのにも、ちょうどよさそうです。
続いての部屋を紹介します。教室とは全く違う雰囲気で驚くと思いますよ〜。
●大人の診察室? 404号室
続いては、404号室を見ていきましょう。 中に入ると可愛らしいシャンデリアや天蓋ベッド。紫色のライトがSNSに映えそうですね。この空間だけでも十分に可愛いですが、実は……。
なんと診察室があります。壁にはレントゲンや視力検査表まで。お医者さんごっこができちゃうんです。
筆者も椅子に座ってみました。思わず医者になった気分。
机周りを見てみると、来院日誌のほかに聴診器などの専門的な道具もありました。ちなみに視力検査の時に使う大きなスプーンのような道具は「遮眼子」(しゃがんし)という名前なんだそう。
気になる来院日誌の中身は……。
来院理由などの詳細が記入できるようになっています。はたして、みなさんはどんな内容を書いているのでしょうか。気になります。
診察室の部屋ということで、白衣と薄ピンク色のナース服が用意されています。他の衣装も着てみたい場合はレンタルすることもできるそう。非日常感が味わえますね。
浴室や洗面所も見てみましょう。
めちゃくちゃ広い。もはや家に欲しいです。
メイク落としや、お肌のパックなどが一通りそろっていて、女性には嬉しいサービス。ちなみに今回拝見した3部屋とも浴室と洗面所はこんな感じでした。正直、部屋に入るまでは聴診器などの専門的な道具や、白衣・ナース服まであるとは思っていなかったので、かなりリアルで驚きでした。町の診察室というよりは、美容クリニックのようなオシャレな内装です。
さて、続いては最後の部屋へ向かいましょう!
余談ですが、廊下はキラキラした照明が素敵。思わずたくさん写真を撮ってしまいました。
●気分は社長! 405号室
最後は405号室。なんだか立派な社長がいそうな部屋です。立派な机に大きな椅子。後ろには本棚まであります。
置いてある家具にも高級感と統一感があります。
なんというゴージャスさ。ラブホにいることを忘れてしまいそうです。
ちなみに部屋のライトの色は、ベッドの枕元にあるタッチパネルで変えることができます。
この部屋の床には、レプリカのお札や金貨が飾られています。社長といえば、やはりお金持ちなイメージだからでしょうか。
そしてクローゼットを開けてみると……。
バスローブと、OLさんの衣装がありました。この部屋に来たからには、スーツ系の衣装を着てみたくなりますね。
部屋を見渡すと、他にも気になるモノが。
ヒールを履いた女性の下半身のオブジェ。お尻と一緒にパチリしてみました。
社長室なだけあってセレブな気分にさせてくれる部屋でした。タッチパネルでライトの色を変えられるのを知って「いまやラブホもこんなハイテクになったのか」と感激。撮影のスタジオ代わりとしても活躍しそうな部屋です。
実はSARA錦糸町、部屋だけでなくエントランスも凄いです。1Fロビーで、日本の四季折々をイメージしたプロジェクションマッピングが上映されています。私が取材させていただいたのは10月上旬。もみじが舞っていました。
まるでテーマパークのような空間で、来た人を楽しませてくれるSARA錦糸町。女性からも人気な理由に納得です。また行きたいと思わせてくれます。そして部屋の中に教室や診察室、社長室をつくるという発想が、日本のラブホテル文化ならではだと感じました。
他にもユニークな部屋がたくさんあります。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
○筆者:ゆなな
昭和ラブホを訪れ、Twitterで魅力を発信。時々、昭和ラブホでポートレートも撮影している。純喫茶などのレトロな場所も大好き。(@yunaaaa_a)
○取材協力
取材協力:SARA 錦糸町