『The Boys/ザ・ボーイズ』シーズン3第1話は、ジェンセン・アクレス演じるソルジャーボーイが中心に!

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先日、シーズン2の最終話を迎えたAmazon Prime Videoの大ヒットドラマ『ザ・ボーイズ』。すでにシーズン3が待たれる本作だが、その撮影が2021年上旬に撮影開始されることが発表され、第1話では『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』のディーン役でおなじみジェンセン・アクレス演じるソルジャーボーイが中心になることがわかった。

先週、クリエイターのエリック・クリプキが、「Payback」と題されたシーズン3第1話の脚本の画像をTwitterに投稿。"ペイバック"とは、ジェンセン扮するソルジャーボーイが率いるスーパーヒーロー・チームの名前を意味している。

Entertainment Weeklyのインタビューに答えたクリプキは、「番組の世界で、ペイバックはセブンの前にいたセブン的なチームで、私たちはペイバックとチームにおける全メンバーの歴史を描くつもりだ」と語っている。

シーズン2でソルジャーボーイは、ヴォート社の創設者にしてスーパーヒーローを人工的に生み出した科学者、フレデリック・ヴォートが製造した強化薬"コンパウンドV"を最初に注入された人物と説明があった。

ガース・エニス&ダリック・ロバートソンが手掛ける原作コミックスでは、ソルジャーボーイはナチスと果敢に闘ったキャラクターとして描かれ、ペイバックの他のメンバーにはドラマ版では性別が変わったストーム・フロントと、シーズン2に姿を見せたイーグル・ジ・アーチャー、テク・ナイト、クリムゾン・カウンテスがいる。現時点では、ソルジャーボーイ以外のメンバーが、シーズン3に登場するのかどうかは明かされていない。

クリプキはソルジャーボーイについて、「(シーズン3で)ソルジャーボーイと彼のチーム、ペイバックを取り上げる理由のひとつは、(彼らを登場させることで)いかにアメリカが今の状況に至ってしまったかを少し描きたかったからなんだ。スーパーヒーローの歴史を通して米国史と、現在の不安定な立場にどのようにして辿り着いたかを伝えるつもりで、その機会をソルジャーボーイが与えてくれた」と、シーズン3でソルジャーボーイが果たす役割を説明している。

クリプキのコメントによると、シーズン3では現在横行している白人至上主義や人種差別なども取り上げられるようで、現在のアメリカを痛烈に風刺して皮肉ることになりそうだ。

シーズン3の第1話は、シリーズで脚本・製作総指揮を担うダン・トラクテンバーグがペンを執る。彼はスーパーヒーローの大学生活を描く『ザ・ボーイズ』のスピンオフ版でクリエイターも務める予定だ。

ジェンセンがソルジャーボーイ役で登場する『ザ・ボーイズ』シーズン3を待つ間、Amazon Prime Videoでシーズン1&2をチェックして予習をしておこう。(海外ドラマNAVI)

Photo:

Amazon Prime Video『ザ・ボーイズ』