オンラインで取材に応じる反町技術委員長

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 日本サッカー協会(JFA)は21日、技術委員会を開催し、終了後に反町康治技術委員長がオンラインで報道陣の取材に応じた。技術委員会では日本代表にとって約1年ぶりの活動となった今月9日のカメルーン戦(△0-0)、13日のコートジボワール戦(○1-0)に関する報告もあり、1年前の活動と比べて練習での強度が1.5倍ほど高かったという。

 反町委員長はその理由として「長距離移動で日本に集まってからの練習ではあまり負荷をかけられないが、各選手が2、3時間で集合できて、しかも時差がない。そういう中で練習すると、強度も高く、集中してできる」と指摘。新型コロナウイルスの影響で史上初めて欧州組のみでチームを編成し、オランダで合宿を行ったが、「そういうメリットを活動の中で見い出すことができた。それがそのまま試合での強度につながり、いいトレーニングがいい試合につながった」と分析した。

 日本代表は11月17日にもオーストリアでメキシコ代表と国際親善試合を行う。2か月連続で欧州で合宿を実施することになるが、11月の活動も東京五輪世代を含めた欧州組のみの編成となる見通し。一方で、来年に延期された東京五輪に向けては国内でプレーする23歳以下の選手をなかなか招集できない状況が続いている。

 こうした東京五輪世代の国内組について反町委員長は「名前を挙げることはできないが、Jリーグのタイトなスケジュールを通じて、頭角を現してきた選手もいる。そういう選手を集めて、現状を把握したい気持ちは十分にある」と力説。「1年間の総括として、できれば今年中にやりたい」と、年内にも国内で東京五輪世代の代表合宿を実施したい意向を示した。