【J1注目プレビュー|第33節:神戸vs鹿島】ポゼッションで優位に立つのは? 勢いを取り戻したい両者が激突

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【明治安田生命J1リーグ第33節】

2020年10月21日(水)

18:00キックオフ

ヴィッセル神戸(11位/33pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/39pt)

[ノエビアスタジアム神戸]

◆ミスは禁物、しっかりと上位を叩けるか【ヴィッセル神戸】

前節はアウェイでのサンフレッチェ広島戦で2-1と敗戦。これで3試合勝利なしとなった。

相性の悪さもありながら、この試合でもセットプレーで失点すると、ミスから追加点を奪われる展開に。後半は圧力を掛けて攻勢に出たが、結局勝ち越すことはできなかった。

11月にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が控えている中、今節をホームで戦うとリーグ戦ではアウェイ4連戦に。上位を窺うラストチャンスといっても良い状況だけに、4試合ぶりの勝利をあげたいところだ。

相手の鹿島も一時期の勢いはなくなっている状況だが、やはり試合を優位に進めるためにミスは禁物。しっかりと地に足をつけてプレーできるか。後手に回らないことが勝利へのカギとなるだろう。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:前川黛也

DF:西大伍、大粼玲央、渡部博文、酒井高徳

MF:山口蛍、セルジ・サンペール、アンドレス・イニエスタ

FW:郷家友太、ドウグラス、古橋亨梧

監督:三浦淳寛

◆主導権を握り、上位へ再びエンジンを【鹿島アントラーズ】

前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、1-0で敗戦。アグレッシブさを出せないまま90分を終えていた。

最悪のシーズンスタートとなった鹿島だったが、一時は7連勝を記録し一気に上位に浮上。その勢いには陰りが見えているが、チームとしての成熟度は高まっている。

札幌戦ではアグレッシブさを出せず、インテンシティが低かった印象。そのパフォーマンスをどこまで取り戻せるかが、今節のカギとなるだろう。

互いにポゼッションを好み、守備もアグレッシブさを出すなど似たスタイルで戦う。試合の主導権をどちらが握るのか。フィニッシュの精度も含めて、熱戦となりそうだ。

★予想スタメン[4-4-2]

GK:沖悠哉

DF:小泉慶、犬飼智也、関川郁万、永戸勝也

MF:ファン・アラーノ、永木亮太、レオ・シルバ、和泉竜司

FW:土居聖真、エヴェラウド

監督:アントニオ・カルロス・ザーゴ