漫画「文章問題が苦手な長男」のカット=やまもとりえ(rinpotage)さん提供

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 算数の問題を解く息子の様子を描いた漫画「文章問題が苦手な長男」がSNS上で話題となっています。最近、算数に興味を持ち始めた5歳の長男。「5−3」のような単純な計算問題は難なく解けますが、文章問題になると途端に…という内容で「確かに分かる」「面白い」「間違いなく天才(笑)」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

勉強嫌いだと決めつけていたら…

 この漫画を描いたのは、イラストレーターのやまもとりえ(ペンネーム)さん(36)です。兄弟育児について描いた漫画「お母さんは心配症!?ヒヨくんあっくん育児日記」(祥伝社)、「本当の頑張らない育児」(集英社)、「ねこでよければ」(集英社)など出版多数。インスタグラムでは、5歳と3歳の兄弟の育児漫画を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

やまもとさん「理由は特にありませんが、長男がぶつぶつ言っているのが面白かったので描きました」

Q.5歳ですが、いつごろから算数を始めたのですか。

やまもとさん「コロナで保育園が休みになって、暇だったからか勉強に興味を持つようになりました」

Q.ドリルなどを購入して、自分で取り組んでいるのでしょうか。

やまもとさん「そうです。私に似て、勉強嫌いだろうと決めつけて、小学校に入るまでに基礎は教え込もうと思っていたら、自分からやっていたのでびっくりしました」

Q.その後、文章問題は正しく解けていますか。

やまもとさん「できたり、できなかったり、です(笑)」

Q.算数以外にも興味があるのでしょうか。他の科目でもツッコミを…?

やまもとさん「科学系?が好きみたいです。ツッコミというか、雷が怖いくせに『つまりはデカイ静電気やし!』と自分に言い聞かせたりしています。あとは、人体? 細胞?が好きで、細胞の画像を見比べながら『いやいや、マクロファージでかすぎひん?』など、よく分からないツッコミをしています」

Q.息子さんの言葉を聞いて、どう感じていますか。

やまもとさん「子どもって面白いなあって思っています。いつも声を出して笑ってしまいます」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

やまもとさん「『そのツッコミは正しいよ』と言ってもらえました(笑)ありがたいですね」