12季ぶり出場のラツィオ、インモービレ1G1Aの活躍でドルトムント撃破!《CL》

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チャンピオンズリーグ(CL)グループF開幕節、ラツィオvsドルトムントが20日に行われ、3-1でラツィオが勝利した。

12季ぶりのCL出場となるラツィオは3日前に行われたサンプドリア戦では0-3の完敗を喫した。セリエAで早くも2敗目を喫した中、サンプドリア戦のスタメンから3選手を変更。出場停止で欠場したインモービレがスタメンに戻った。

一方、昨季はパリ・サンジェルマンの前にベスト16敗退となったドルトムントは、直近のホッフェンハイム戦を代表帰りのハーランドを途中出場させた中、1-0の勝利を飾った。そのホッフェンハイム戦のスタメンから5選手を変更。ハーランド、ロイス、ベリンガムが先発に戻った。

インモービレとコレアの2トップで臨んだラツィオが、ハーランドを最前線に2シャドーにロイスとサンチョを据える[3-4-2-1]で臨んだドルトムントに対し、開始6分に先制する。

コレアのパスをボックス中央で受けたインモービレがチップキックシュートでゴールに流し込んだ。

幸先よく先制したラツィオがカウンターで主導権を握る中、23分に加点する。左CKからルイス・フェリペが頭で合わせたシュートがゴールに吸い込まれた。

効率よく2点をリードしたラツィオはハーフタイムにかけても堅守速攻で主導権を握り、前半を2-0で終えた。

後半からベリンガムに代えてレイナを投入したドルトムントに対し、ラツィオはルイス・フェリペが負傷し、51分にホードとの交代を強いられる。

ドルトムントが前がかる展開が続くも、自陣に構えていなすラツィオを崩しきることができない。そこで60分にはDFのピシュチェクを削ってブラントを投入する。

すると71分、ドルトムントが1点差に詰め寄る。レイナの右クロスをボックス中央のハーランドが豪快にダイレクトで合わせてネットを揺らした。

しかし5分後、ラツィオが突き放す。ボックス左に抜け出したインモービレの折り返しを途中出場のアキャプロが蹴り込んだ。

アキャプロの移籍後初ゴールで勝負を決定付けたラツィオはインモービレとルイス・アルベルトをお役御免とし、試合をクローズ。ラツィオがグループ突破候補の本命であるドルトムントを撃破している。

また、グループF開幕節もう一試合のゼニトvsクラブ・ブルージュは互角の攻防で推移した中、後半追加タイムにクラブ・ブルージュに決勝点が生まれ、1-2としたクラブ・ブルージュが白星スタートを切っている。

ラツィオ 3-1 ドルトムント

【ラツィオ】

インモービレ(前6)

OG(前23)

アキャプロ(後31)

【ドルトムント】

ハーランド(後26)

ゼニト 1-2 クラブ・ブルージュ

【ゼニト】

OG(後29)

【クラブ・ブルージュ】

デニス(後18)

デ・ケテラエル(後48)