●GeForce RTX 30シリーズの新モデルが今週も

○GeForce RTX 3080に"本命"のOC版ROG

ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」は、ROGブランドのGeForce RTX 3080グラフィックスカード。同社からは、すでにTUFブランドのモデルが発売されていたが、ついに"本命"といえるROGブランドの製品が登場だ。ブーストクロックは、1,935MHzと非常に高速(OC Mode時)。価格は130,000円前後だ。

ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING」。ブレードの枚数が増えている


2.9スロット厚の大型クーラーを搭載している。補助電源は8ピン×3個だ


従来の「Axial-tech」ファンはブレードが9枚だったが、センターファンは13枚、両サイドの補助ファンは11枚に増やすことで、冷却性能を強化した。また補助ファンの外周リング部は、横方向からの吸気を増やせるように、スリム化されているという。グラフィックス出力は、HDMI×2とDisplayPort×3。

○3.5スロット厚の特大RTX 3090カード

GIGABYTEの「GV-N3090AORUS M-24GD」は、3.5スロット厚の超大型クーラーを搭載するGeForce RTX 3090グラフィックスカード。ファンの一部が重なった「MAX-COVERED」技術により、115mm/100mmの大口径ファンをトリプル搭載、冷却性能を高めた。ブーストクロックは1,785MHzに高速化。価格は229,000円前後だ。

GIGABYTEの「GV-N3090AORUS M-24GD」。Aorus Masterブランドの製品となる


3.5スロット分という重厚なクーラーを搭載。トリプルHDMIも特徴的だ


グラフィックス出力は、トリプルHDMIとトリプルDisplayPortという6端子構成。クーラーの側面には液晶画面も搭載し、温度/クロック等の情報や、カスタムテキスト/イメージの表示が可能だ。GeForce RTX 3080版の「GV-N3080AORUS X-10GD」も同時に発売されており、こちらの価格は126,500円前後。

○リード最大6,500MB/sの高速SSDカード

Western Digitalの「WD_BLACK AN1500」は、PCI Expressカード型のNVMe SSD。内部で2つのSSDがRAID 0構成になっており、リードは最大6,500MB/s、ライトは最大4,100MB/sという高速なデータ転送を実現している。ヒートシンクの周囲には、RGB LEDも搭載。価格は、1TBが27,500円前後、2TBが53,500円前後、4TBが101,000円前後だ。

Western Digitalの「WD_BLACK AN1500」。インタフェースはPCI Express x8だ


側面にRGB LEDを搭載。ソフトウェアから発光カラー/パターンを選択できる


○VGAカードでお馴染みのあのファン

MSIの「Torx Fan RGB」は、形状の異なる2種類のブレードにより、高いエアフローと冷却効率を実現したという12cmファンだ。回転数は500〜2,100rpmのワイドレンジ仕様で、ノイズレベルは17.2〜40.5dBA。長寿命のハイドロダイナミックベアリングを採用したほか、防振用のラバーパッドも備える。価格は1,000円前後。

MSIの「Torx Fan RGB」。RGB LEDを搭載しており、鮮やかな発光が可能だ


従来型のブレードと分散型のブレードが交互に配置されているのが分かる


●EIZO初の曲面液晶ディスプレイが発売に

○E-ATX用オープンフレームにホワイト版

ProjectM(アユート)の「PM-N-FRAME-EATX-WHITE」は、E-ATX用オープンフレームのホワイトバージョン。長尾製作所とのコラボ製品で、すでにMini-ITX/microATX/ATXのホワイトモデルは発売されていたが、ついにE-ATXモデルが登場した形となる。数量は50台限定。オリオスペックでの価格は23,980円だ。

ProjectMの「PM-N-FRAME-EATX-WHITE」。取っ手が付いており、持ち運びも便利


パーツの実装例。グラフィックスカードは垂直配置にも対応する(ライザー別売)


○PCIe 4.0対応のM.2 SSD増設カード

センチュリーの「NVMeを増やしタイ ARGB」(CIF-ARGBM2NV)は、高速なPCI Express 4.0に対応するM.2 NVMe SSD増設カード。放熱性に優れる大型アルミ製ヒートシンクが付属するほか、アドレッサブルRGB LEDも搭載しており、マザーボード側からの同期制御が可能だ(5V/3ピンケーブルが同梱)。価格は3,000円前後。

センチュリーの「NVMeを増やしタイ ARGB」。ロープロにも対応している


M.2は2280サイズまで搭載可能。ヒートシンクは大型で冷却性能が高そうだ


○EIZO初のウルトラワイド曲面液晶

EIZOから、同社初のウルトラワイド曲面ディスプレイ「FlexScan EV3895」が登場、発売が開始された。37.5型のUWQHD+(3,840×1,600)画面を採用しており、最大3台のPCからの入力を表示できるPbyP(Picture-by-Picture)機能も搭載。USBタイプC接続により、ノートPCに電力や有線LANを提供することも可能だ。ツクモでの価格は190,000円。

EIZOの「FlexScan EV3895」。大画面にフルHD×3枚分の情報の表示が可能だ


○Jetson Xavier NX専用のスチールケース

オリオスペックの「Jetson-XAVIER-NX-CASE」は、NVIDIAのAI向け小型ボード「Jetson Xavier NX」専用というスチール製ケース。開発者キットをそのまま格納できるため、無線LANアンテナの流用も可能だという。同ショップのオリジナル製品となっており、製造は長尾製作所が担当した。価格は2,750円。

オリオスペックの「Jetson-XAVIER-NX-CASE」。やはりケースがあると安心だ


●ベッドサイドに最適? 床置式のスマホスタンド

○画面固定式デスクライトに新モデル

上海問屋にて、「PCモニター固定式USB給電デスクライト(クリップ固定タイプ)」(DN-916000)が新発売。これは、幅40cmの長いLEDライトをディスプレイの上に設置することで、デスク周りを明るく照らせるというもの。従来モデル(DN-915967)から固定方式が変更になり、画面に光が当たりにくくなっているという。価格は3,938円。

上海問屋の「PCモニター固定式USB給電デスクライト(クリップ固定タイプ)」


クリップで挟んで固定。厚さ8mm〜20mm程度の液晶ディスプレイに対応する


○ゲームに最適化したスタンドマイク

AREAの「SD-U2MIC-GA」は、eスポーツチームSchwarzerLandが監修したというUSB接続のゲーミングマイク。原音に忠実な96kHz/24bit音声入力に対応し、日本語が聞き取りやすいようチューニングされているという。マイクは無指向性で、ゲーム操作の邪魔にならない場所に設置可能だ。東映ランドでの価格は4,378円。

AREAの「SD-U2MIC-GA」。手元のダイヤルによる音量調整/ミュート操作も便利だ


定評がある10mmマイクコアを搭載。幅広い音域の声を忠実に音声入力できる


○部屋のどこにも置ける床置式スタンド

エレコムの「TB-DSZARMFWH」は、床置式のスマホスタンド。高さ77cmの支柱が付いているので、ベッドサイドなど机が無い場所で利用するのに便利だ。フレキシブルアームにより、位置や角度は自由に調整可能。安定性が高く、5.0〜12.9インチのスマホ/タブレットに対応する。東映ランドでの価格は7,678円。

エレコムの「TB-DSZARMFWH」。台座のサイズは約195(W)×325(D)mmと大きい


スタンドの高さがあるので、場所を選ばずにスマホ/タブレットが利用できる