コロナ禍でテレワークを導入するも、自宅ではなかなか集中できなくて……という方も多いのではないでしょうか。カラオケや居酒屋のスペースを利用したテレワークサービスもじわじわと浸透しつつある中、感染拡大のリスクを回避しつつ快適にテレワークができる空間といえば、ホテルです!

東急リゾーツ&ステイが開発運営する滞在型ホテル「東急ステイ」の一部店舗では、「プライベートテレワークルーム」という新サービスを展開。宿泊用のベッドを撤去した室内で業務に集中できるプランとのことで、実際に体験してみることに!

今回伺った店舗は、新宿三丁目駅からほど近い「東急ステイ新宿」です。飲み屋街のすぐ近くとはいえ、落ち着いたエントランスが印象的。さっそくチェックインしてテレワークする部屋に入ってみました。

通常であればベッドが置かれている空間には、ソファーチェアとテーブルが置かれており、ベッドがない分圧迫感もなく広々とした室内空間に。案内してくれた広報の方にお話を伺うと、「東急ステイ」は長期滞在しやすい部屋作りが特徴で、室内に洗濯乾燥機やミニキッチンがあるタイプも存在。

もともと観光や長期出張といったニーズに応えるための環境が整備されており、コロナ禍での客室有効活用の一環として今回の「プライベートテレワークルーム」も企画されたとのこと。

各店舗や部屋ごとに間取りなども異なるものの、ほとんどの店舗が最寄駅から徒歩5分圏内というアクセスの良さも特徴。実際、駅から迷うことなくすぐにたどり着けました。

テレワークのメインとして使うのは、ホテルでおなじみの設置型デスク。PCを置きつつ資料も配置できるサイズなので、効率的かつ集中して業務が可能です。家やカフェでは気兼ねしてしまうオンライン通話や会議も、よほどの大声でなければ通常のトーンで話すことができるのも、ホテルテレワークの利点。

実際にオンライン通話での打ち合わせをしてみましたが、お昼すぎということもあり周りの環境音がまったく気になりませんでした!

昨今ではYouTubeでの動画撮影や音声コンテンツも盛んになっていますが、カメラや三脚をセットする空間もあるので、テレワークで業務をさばきながら、空いた時間でコンテンツを撮影するという使い方もできそうです。

ちなみに、銀座店と四谷店ではバランスボールが設置されており、業務の合間にストレッチなどでリラックスもできるとのこと。

利用時間や料金は店舗ごとに異なるそうですが、「東急ステイ新宿」では7時から20時まで利用可能。通常のホテル利用と同じく外出もできるので、お昼は近所のラーメン屋へ行きつつ、帰りにコンビニによってドリンクやお菓子を買うのも自由です。

ちなみに、利用した部屋はトイレも広々としておりリフレッシュできるシャワーも有り。また、ずっと室内にこもっていると身体に悪いから適度に動きたいという方は、ホテル内のラウンジでドリンク休憩を挟みながら優雅に過ごすのもおすすめ。

「東急ステイ新宿」には、懐かしい瓶のコカ・コーラの自販機も設置されているのもポイント。

取材当日はあいにくの雨模様だったのですが、昼食を食べに出た以外はほとんど室内と2Fのラウンジの往復(喫煙所があるため)であっという間に時間が過ぎていきました。

Wi-Fi環境と集中できるデスクがあり、オンライン会話も気兼ねなく可能。まさしく原稿を書くライターにとって夢のような環境で、すっかりハマってしまうことに。通常はカフェや自宅で作業をしていますが、これからは定期的に利用したいところ……! 

「プライベートテレワークルーム」プランは、「東急ステイ四谷」「東急ステイ渋谷 新南口」「東急ステイ日本橋」「東急ステイ高輪」「東急ステイ新宿」「東急ステイ築地」「東急ステイ大阪本町」「東急ステイ札幌大通」では2020年12月31日まで、「東急ステイ銀座」「東急ステイ門前仲町」「東急ステイ青山プレミア」は2021年3月31日まで実施しています。。

朝から晩まで集中するもよし、出張先でのオフィス代わりとして利用するもよし。通常利用料は3000円〜となり、利用時間や料金の詳細は、各店舗で確認してみてください。

東急ステイ公式サイト:https://www.tokyustay.co.jp/

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