徳井義実

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 15日からオンラインで開催されていた「京都国際映画祭2020」が18日に閉幕し、京都・よしもと祇園花月では、特別公演にお笑いコンビ・チュートリアルが出演したことを、一部スポーツ紙が報じた。

 同コンビの徳井義実は、09年に設立した個人事務所の申告漏れが昨年10月に発覚。その後、法人税を期限内に申告していなかったことも明らかになり、昨年10月26日付で活動を自粛していた。

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 その後、所属する吉本興業は徳井が納税手続きや社会保険への加入などを完了していること、指導を受けて税などへの意識づけや理解が進んでいることを総合的に判断し、今年2月24日付での復帰を発表。

 舞台やラジオでの復帰を経て、8月26日深夜放送の日本テレビ系「東野・岡村の旅猿17〜プライベートでごめんなさい…〜」でテレビ復帰。今月14日には同局の「今夜くらべてみました」に復帰したが、まだ復帰を果たせていないレギュラー番組もある。 

 記事によると、18日の公演でステージに立った徳井は、「あの徳井です」と自虐的にあいさつ。相方の福田充徳が「コロナでなかなか外出ができなかったじゃないですか?」と話すと、4か月自粛していた徳井は「僕はその前から外出できませんでしたけど…。ステイステイホームでした」とネタにして笑わせたというのだ。
 「徳井を復帰させるかどうかについては、局の方針ではなく各番組の判断に委ねられているのが現状。復帰させていない番組の関係者からは、『故意ではなかったにせよ、脱税の“手口”がヒド過ぎた』という声が挙がっている」(テレビ局関係者)

 そんな徳井について、タレントの明石家さんまが17日深夜に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で言及。
 「帰ってきて良かったんですけど、まだまだ徳井も時間がかかって。今、スポンサーさんのところへ苦情とかいろいろあるみたいで、『そう簡単には』っていうことらしい」と明かし、「これからがまだまだ大変だということで」とした。

 徳井の全レギュラー番組復帰までは、まだまだ時間がかかりそうだ。