自主隔離を無視して誕生日パーティーを開催した韓国の美人ユーチューバー、動画を全削除

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新型コロナの自主隔離期間中に誕生日パーティーを開き、騒動を巻き起こした韓国の料理研究家兼ユーチューバーのクク・カビが、YouTubeチャンネルの動画をすべて削除した。

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10月19日現在、チャンネル登録者数131万人を有するクク・カビのYouTubeチャンネルには、アップロードされた動画がない。

先立ってクク・カビは10月10日に誕生日を迎え、YouTubeチャンネルに誕生日パーティーの動画を公開した。夫であるイギリス人男性ジョシュ(Joshua Carrott)がクク・カビの誕生日を記念して知人を招待したのだが、クク・カビはイギリスから韓国に入国して2週間の自主隔離が必要な状況だった。

しかしクク・カビはマスクも着用しておらず、招待された知人たちも彼女と一定の距離を取ることなく、パーティーを楽しんだ。

(画像=YouTube)クク・カビのYouTubeチャンネル
謝罪後も炎上収まらず

動画が公開されると、すぐに非難が巻き起こり、クク・カビは10月11日にYouTubeのコミュニティを通じて「昨夜のYouTubeチャンネルにアップロードした動画により、多くの方々の心を不快にし、心配をおかけした点について、まず申し訳ないと申し上げたい。何よりも困難な状況に耐えて苦労している医療スタッフの方々、公務員の方々の他、皆さんの努力に迷惑をかけて本当に申し訳ない」と謝罪文を掲載した。

しかし騒動が収まらず、クク・カビに対する批判は続いた。10月12日、地域の保健所が自主隔離措置違反と関連して、彼女に対する警察の捜査を依頼したと伝えられた。

また以前の動画で海外在住のクク・カビが健康保険料を納付したと発言していたことがわかり、それに対する疑問も提起された。クク・カビは「健康保険料や所得税、地方税まで誠実に納付している」と釈明したが、韓国の国民健康保険法第54条2項には「国外に在留している場合」はその期間、保険給付をしないようになっている。

いずれにしても、騒動を起こしてYouTubeチャンネルのコンテンツをすべて削除することになったクク・カビ。最近、韓国ではユーチューバーの議論が後を絶たない印象だ。