冨安が痛恨のOG…37試合連続失点のボローニャがサッスオーロとの激戦落とす《セリエA》

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ボローニャは18日、セリエA第4節でサッスオーロと対戦し、3-4で敗れた。

開幕3試合で1勝2敗のボローニャ。冨安はここまでフル出場しているが、なかなか失点を減らすことが出来ず、現在36試合連続失点中。

今節も日本代表DFが先発を飾った中、ホームのボローニャは9分、自陣右サイドでボールを奪い、ワンタッチパスで混戦を打開。オルソリーニから右に展開したパラシオへ繋がり、その折り返しをソリアーノが冷静に沈めた。

幸先良く先制したが問題は守備面。15分のジュリチッチにボックスへの侵入を許したシーン、対応した左センターバックの冨安は、1on1の場面で粘り強い守備で見事にボール奪取。会場からは拍手が送られた。

しかし18分、サッスオーロのベラルディに対するチェックが弱くなったところを、ボックス手前右から見事なコントロールシュートを決められ、わずか9分で同点に追いつかれてしまった。

これで連続失点は37試合に。それでも冨安がCKからシュートに持ち込んだボローニャは39分、相手からボールを奪い、バロウがドリブルで前進。ボックス手前のパラシオがパスを受け、スイッチでソリアーノが回収。最後はボックス左に走り込んだスベンベリが流し込んで、再び勝ち越しに成功した。

その後は富保のクロスからパラシオがヘディングシュートを放つなど、さらなる追加点の雰囲気を漂わせたボローニャは、後半立ち上がりにもバロウがGK強襲のシュートを見舞う。

55分過ぎにはバロウとパラシオが立て続けにシュートを浴びせる。守備ではベラルディの対応に手を焼くものの、GKスルコプスキの好守もあり同点を許さない。

すると60分、高い位置でロカテッリからボールを奪ったオルソリーニがそのままボックス右へ侵入し、左足で流し込み追加点。リードを2点に広げる。

しかし、ここからサッスオーロの反撃が開始。64分、ボックス手前のカプートのパスを受けたジュリチッチがボックス左からシュートを流し込んで狼煙を上げると、その6分後には、右CKでグラウンダーのクロスを送ると、ニアのパラシオのクリアミスをカプートが頭で押し込んで同点に。

そして77分、ボローニャの右サイドから入ったクロスをGKスコルプスキが弾いたところ、帰陣した冨安に当たってオウンゴールに。

その後も攻め込まれたボローニャは攻撃の糸口を見つけることができず、このまま敗戦。またもや守備の軽さが浮き彫りになってしまった。