昇格組のクロトーネ相手にまさかのドロー決着となったユヴェントス photo/Getty Images

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昨季までセリエAで前人未到の9連覇を果たしたイタリアの絶対王者だが、2020-21シーズンは序盤から少し苦しい戦いを強いられることとなっている。ここまでユヴェントスはリーグ戦3試合を戦って1勝2分。直近2試合は共に退場者を出してのドローに終わっている状況だ。快調な滑り出しとは言い難い。

もちろん、彼らはまだアンドレア・ピルロ新監督の下で新たなチームの形を模索している段階だ。そういった点も、考慮はしなければいけないだろう。しかし、現地時間17日に行われたセリエA第4節にて引き分けた相手は昇格組にクロトーネだ。いくら現在の状況が厳しいとはいえ、絶対に落としたくない試合であったのは間違いない。

だが、今季ユヴェントスに再加入したFWアルバロ・モラタは、以前自身が同クラブでプレイしていた頃よりもセリエA全体のレベルは上がっていると主張。昇格組相手のドロー決着が不本意であることが間違いないものの、自分たちが少しでも油断すれば今季はこの試合のように苦戦するゲームが増えるかもしれないと次のように語っている。伊『Gazzetta dello Sport』が伝えた。

「引き分けは非常に不本意な結果と言えるね。1人少ない状況に陥ったのは2試合連続だ。だが、サッカーはこういうものなんだ。レッドカードが出る可能性はいつだってある。わずか1ミリの差でゲームの結果は変わるんだ。今のチームと僕が過去に在籍していたチームの違い? 僕ら自身のクオリティに変化はないだろう。だが、リーグ全体があの頃とは変わり始めている。僕らが思うようにプレイできる時間は、以前よりも減少していくかもね」

「だけど、その中でどうプレイするかは自分次第だ。まだ先は長い。不満を言うよりも前に、僕らは団結しながら目標を達成するために前進しなければいけない。チームの戦術についてどう思っているかって? とにかく勝つことが最重要。プレイする方法についてはそこまで気にしていないよ。その点、今日は3ポイントを持って帰ることができなかったから、反省して次に活かそうと思う」

開幕からユヴェントスが少し躓いているのは、何もチームの形が定まっていないという理由のみにとどまらない。今後ピルロ監督がうまく一つの最善策を見出したとしても、なかなか勝ち点を得られない可能性があるとモラタは懸念しているようだ。

セリエA・10連覇を目指す2020-21シーズンのユヴェントスだが、今季こそ他クラブがこの絶対王者に待ったをかけることとなるのだろうか。ビアンコネリにとっては、この先厳しいシーズンが待ち受けているかもしれない。