土砂崩れが起きたベトナム中部クアンチ省で、行方不明者の捜索に当たる兵士ら。国営ベトナム通信提供(2020年10月18日撮影、公開)。(c)STR / Vietnam News Agency / AFP

写真拡大

【AFP=時事】ベトナム中部クアンチ(Quang Tri)省で18日、軍の施設が大規模な土砂崩れに巻き込まれ、兵士11人が死亡した。さらに11人が土砂の下敷きになっており、現在も捜索が続けられている。

 国営ニュースサイト「VNエクスプレス(VnExpress)」は、「未明から爆弾の爆発のような土砂崩れが4、5回発生し、山全体が崩落しそうな感じだった」との地元当局者の話を伝えている。

 クアンチ省では豪雨が1週間以上降り続いており、数日前には水力発電所で作業員の捜索を行っていた救助隊ら13人が事故で死亡。発電所作業員2人の遺体は見つかったが、今も15人が行方不明となっている。

 VNエクスプレスによると、同省の川の水位は過去20年で最も高くなっており、防災当局は18日、警戒レベルを上から2番目にまで引き上げ、さらなる洪水や土砂崩れに警戒を呼び掛けた。

 防災当局によると、豪雨による事故でこれまでにクアンチ省では少なくとも64人が死亡。水位は今後もさらに上がる可能性があり、懸念が高まっている。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
ベトナム北部に謎の球体が落下、軍が調査進める
ベトナム中部で洪水、18人死亡 さらなる豪雨の恐れ
犬猫を毒殺し肉を販売か 「ペットさらい」の男女を逮捕 ベトナム