9回、適時二塁打を放つヤクルト・村上=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

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 (セ・リーグ、阪神6−5ヤクルト、20回戦、阪神11勝9敗、18日、甲子園)ヤクルトは、あと一歩のところで悔しい敗戦。だが、若き4番の活躍が、球場のボルテージを高めた。2点を追う九回2死一塁。ヤクルト・村上宗隆内野手(20)が右中間への適時二塁打を放った。

 阪神の守護神・スアレスが投じた136キロの変化球を捉え、1点差に詰め寄る一打。逆転とはならなかったものの、4番として最後まで諦めないという強い思いをバットに込めた。

 一回2死一塁では右翼線へ先制の適時二塁打とし「コンパクトに打ち返すことができました」。三回2死では右翼フェンス直撃の二塁打、5点を追う五回1死一、三塁では左翼ポール際へ23号3ランを放ち「コースに逆らわず、しっかりと逆方向に打つことができました」。チームの全5打点を稼ぐ大活躍だ。

 タイトル争いはし烈を極める。打点部門ではトップの巨人・岡本(78)に2差と迫る76打点で2位に浮上。本塁打部門でもトップの阪神・大山(26)に3差と迫った。

 高津監督は「(状態が)少し落ちた時もあったけど、やっぱりああやって長打でかえせたり、一発で流れを変えられる。やっぱり4番バッターはそうじゃないといけないと思っているので。きょうに関しては、すごくいいバッティングをしたと思います」と若き主砲をたたえた。

 残り20試合。勝利とともに数字を積み重ねる。