CKから今季初ゴールとなる先制弾を決めた佐々木。写真:滝川敏之

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 J1リーグは10月18日、各地で第23節の8試合を開催した。エディオンスタジアム広島で行なわれたサンフレッチェ広島とヴィッセル神戸の一戦は、2−1でホームの広島が勝利を収めた。

 広島は、城福浩監督が親族の不幸により不在となり、沢田謙太郎ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。前節は首位の川崎フロンターレを相手に自分たちのサッカーを貫きチャンスを作ったものの0−2で敗戦。その試合から先発2人を変更し、野津田岳人とエゼキエウを起用した。

 一方の神戸は、前節の大分トリニータ戦は1−1の引き分け。65分から投入されたイニエスタはこの日先発に復帰し、10試合連続出場となった。直近5試合では、3得点・1アシストと流石のパフォーマンスを見せている。

 試合は、広島の助っ人選手が活躍を見せる。

 立ち上がりは神戸にボールを持たれ、イニエスタからのワンタッチパスで展開され、後手に回る場面もあったが、両サイドもディフェンスラインまで下がり落ち着いてはね返した広島は、エゼキエウと野津田を中心に次第に反撃の機会を作る。

 すると43分に右のCKを得ると、キッカーの森島司からのクロスに佐々木翔がドンピシャのヘディングで力強いシュートを放つ。GKもボールに触るものの勢いを殺し切れずゴールラインを越え、1−0とホームチームが先制に成功する。
 
 さらに前半アディショナルタイム、高い位置で奪ったエゼキエウからボールを受けたレアンドロ・ペレイラが、ペナルティエリア内に侵入するとそのまま左足でシュートを放つ。これも相手GKが触るものの、そのままゴールネットに突き刺さり2−0とリードを広げる。

 神戸は、57分に田中順也、68分に藤本憲明とアタッカーを投入し反撃を試みるが、広島守備陣を突破できない。しかし終盤になってオープンな展開が続くと、ドウグラスのポストプレーに前線に上がっていたダンクレーが右足で豪快なシュートを叩き込み1点差に詰め寄る。

 カウンターから広島の浅野雄也にあわやというシュートを浴びるがその後も攻め続けた神戸。しかし、アディショナルタイムにはクロスバーにも嫌われ、あと1点が遠く1−2で試合終了のホイッスルを迎えた。

 この結果、広島は勝点34に積み上げ10位に浮上、神戸は同33のままで11位に下がり、両チームの順位が入れ替わった。

 次節、広島は10月24日に鹿島アントラーズと敵地で対戦。神戸はACL参加のため、平日の21日に第33節の前倒し開催で鹿島をホームで迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部