“デュエル職人”リュカ(奥)を翻弄してブンデス初ゴールを決めた堂安。(C) Getty Images

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 今夏にPSVからビーレフェルトにレンタルで加入した堂安律が、移籍後4試合目で初ゴールを奪った。しかも、相手はブンデスリーガ8連覇中にしてチャンピオンズ・リーグ王者のバイエルンだ。

 10月17日に行なわれたホームでの第4節、その瞬間が訪れたのは、0-4と大量リードを許して迎えた58分だった。

 カウンターから、右サイドを駆け上がってパスを受けた堂安は、ペナルティエリアに侵入すると、デュエルに滅法強いフランス代表DFリュカ・エルナンデズと1対1に。得意の左足で狙うかと見せかけ、見事なフェイントで逆をとって右足でシュート。これが名手マヌエル・ノイアーの牙城を破り、鮮やかにネットを揺らした。

【動画】フランス代表DFを翻弄し、名手ノイアーの牙城を破る!堂安律のブンデス初ゴールはこちら
 
 試合は1−4で敗れたものの、このゴールシーン以外でもスルーパスや果敢なシュートでチャンスを作り出した堂安。『Opta』のデータによれば、シュート数4本(枠内3本)、クロス5本、ドリブル7回、デュエル15回(勝率40%)はいずれもチーム最多だった。

 欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングでは、驚きの「8.2点」。こちらは印象点ではなくスタッツなどを基に算出された数字で、新聞社などの採点に比べて高くなる傾向にあるとはいえ、チーム2位のCBアモス・ピーパーが7.0点だったという事実からも、堂安がどれだけ際立っていたかがわかるだろう。

 ちなみに、バイエルンでも堂安を上回っていたのは、ともに2ゴール・1アシストと圧巻の活躍を見せたロベルト・レバンドフスキ(9.8点)とトーマス・ミュラー(9.4)の2人だけだった。

 数字からも孤軍奮闘ぶりが明らかになった日本代表MFは、25日に敵地で行なわれるヴォルフスブルク戦でもインパクトを残せるか。絶対王者から奪った1点は、大きな自信になったはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部