仏パリ近郊コンフランサントノリーヌで、警官が配備される中、教師殺害事件を受けて花が手向けられている中学校の入り口に向かう人々(2020年10月17日撮影)。(c)Bertrand GUAY / AFP

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【AFP=時事】仏パリ郊外で16日に斬首され殺害された学校教師のサミュエル・パティ(Samuel Paty)さん(47)は、人に好かれる上に仕事熱心で、言論の自由などの問題について生徒に討論させるのが好きだった。数十人の生徒と保護者は17日、パティさんを追悼するために集まり、花を手向けて連帯を示した。

 元教え子のユーゴさんは、パティさんを「優秀でとても面倒見が良く、人の話に耳を傾けていた」と振り返った。別の生徒は匿名を条件に「先生の授業でみんなが自分の意見を話したのは素晴らしいことだった。私たちはこれから先に進まなければならないし、屈してはいけない」と語った。

 生徒や保護者は、授業中にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せたパティさんに挑発などの意図はなかったと主張。13歳の息子がパティさんの授業を好きだったという保護者は、「息子は『この先生は超優しい』と言っていた」と話した。

 仏大統領府は、パティさんに国を挙げて敬意を表する日を遺族と合意の上で設ける方針を明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News

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